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(回答先: Re:ファルージャ「悲劇の写真集」 身元確認用に撮影、配布【日刊ベリタ】 投稿者 BIBLE 日時 2004 年 12 月 14 日 22:59:57)
速報423号 ドナのイラク報告(9) ファルージャの恐怖 04.12.14
居間で殺された死体、犬に食べられた死体、肉まで焼け焦げた死体。ファルージャで
一体なにがあったのか。
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4月、米軍包囲下のファルージャに、人道救援活動のために入り、その帰路、地元
のレジスタンスによる拘束を経験したオーストラリア人女性ドナ・マルハーンが、11
月24日に再びバグダッド入りし、そこから送っている現地報告をお送りしています。
今回は、ドナと同じく現在イラクに入り、現地から報告を出している独立系ジャーナ
リスト、ダール・ジャマイルのウェブサイトの紹介です。ファルージャの虐殺の写真
のサイトです。読者の方も、英語が読めなくても写真を見れば、ファルージャでなに
が起こっているかがよく分かると思います。
(翻訳:福永克紀/TUP)
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ドナ・マルハーン ファルージャの恐怖――写真
2004年12月10日
お友達の皆さんへ
最近の米軍によるファルージャ攻撃の期間中になにが起こったのか、私がバグダッド
にいる今日までの2週間に、いろんな目撃者からの話を聞き集めてきました。
それらの話は、胸をかきむしられるような内容です。全員が自宅で処刑された家族の
話、逃れようとしているときに道で撃たれた人たち、脱水状態や飢餓状態のために死
んだ子どもたち、ナパーム弾や化学兵器が使われたことをうかがわせる肉まで焼けて
しまった死体、戦車でひき潰した死体や犬に食べられた死体、などなどの話がありま
す。
現在バクダッドにある難民キャンプに逃れているファルージャの人々への支援を始め
るにあたって、ファルージャでの凶行の報告は、明日送るつもりでした。
でも、これを見た以上、明日まで待てません。
今日皆さんが自分で見ることができるのに、明日の私の報告を読むまで待つ必要は
ないと思ったのです。
これらの写真は、ここバグダッドでの私の友人であり仲間であるアメリカ人ダール・
ジャマイルが入手したものです。私たちが知るかぎり、ダールと私だけがイラクから
今現在の独自報告を出している西洋人です。(そのこと自体に心が乱れます!)
彼が今夜、この写真へのリンクと説明を送ってくれましたので、それをそのまま貼り
付けます。
どうか、この写真を見てください。これは、皆さんをおびえさせ気分を悪くさせるも
のでしょう、でも、私たちはなにが起こっているのか目を開いて見つめなければなり
ません。
私たちはこれに応えられるように真実を知らねばなりません。
警告しておきますが、この写真は生々しく、居間で殺された人々の死体や、犬に食べ
られた死体、肉まで焼け焦げた死体などが含まれています。
以下が、報告文です:
ファルージャの写真
2週間前のこと、死体の埋葬の手伝いのためファルージャに入ることを軍から許され
たものがいた。この際に、75体の遺体を写真撮影することも許された。埋葬前に遺体
の身元が確認できるかも知れないので、親族に見てもらうためであった。
ここに収めた写真は、その記録集から選んだものだ。これらは、多くの難民がいる
ファルージャ近郊の小さな村中で回覧されている。
この写真をとった人物は、ファルージャの狭い一画で写真を取ることと死体を埋める
ことだけを許可された。市内のこれ以外の地域には行くことを許されなかった。この
他、見せてもらえなかった遺体が少なくとも1925人分あったことも忘れてはならな
い。
写真説明の一部は、すでに家族が身元を確認して得られたものである。
これらの写真を紹介できるのは、死んだ親族を探していた人が、もとの記録集から入
手したものを見せてくれたおかげだ。
匿名を条件に、彼は、ここ数週間に彼の村で見たことを話してくれた。
「アメリカ人は川に浮かぶボートを全部撃った、みんなが川を渡ってファルージャか
ら逃げようとしていたからだ。彼らは、すべての羊を撃った、人が飼っているすべて
の家畜を撃った。戦闘の間、ファルージャ周辺のすべての村で、ヘリコプターがすべ
ての動物と動くものはなんでも全部撃ってしまった」
彼が言うには、ファルージャに通じる道も、ファルージャ周辺の道もすべてそこにい
れば射撃されて、通行不能だったという。「家族全員が殺されてしまった例を知って
いる。あの道には、この道路を通るなという警告なんか何もなかった――彼らはそこ
が通行禁止だなんて知らなかった。英語でもアラビア語でも警告は何もなかったんだ
!」
写真はここにあります。
http://dahrjamailiraq.com/gallery/view_album.php?set_albumName=album28&page=
1
(英語)(訳注:同じ報告の翻訳と一部の写真が、「ファルージャ2004年4月」のサ
イト
http://teanotwar.blogtribe.org/entry-df891f29f2b310588f1dad6afd51eab5.html
にあります。ど
ちらのURL も2行に渡り切れていたら、続けて1行分にしてコピーしてください。)
お友達の皆さん、ダールのウェブサイト http://dahrjamailiraq.com (英語)
で、記事や写真や解説をもっとお読みになることを強く勧めます。
あなたの巡礼者
ドナより
追伸:もし、上のリンクがうまくいかないときは、ダールのウェブサイトに直接行っ
て、そこから探してみてください。
追追伸:明日、ファルージャの家族たちを訪問しますが、心にこれらのイメージを抱
いて行きたいと思います。でもきっと、その人たちの親戚が写真の中にいたのではな
いかと考えてしまうことでしょう。家族たちは最終的にはファルージャに戻り、これ
らすべてに直面しなければならないのです。神よ、私たちに力を与えてください。
追追追伸:「戦争とは純粋な悪である」
原文:[The Pilgrim] Fallujah Horror - pictures
URL: http://groups.yahoo.com/group/ThePilgrim/message/134
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TUP速報
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