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(回答先: 311委員会:サパテロ証人喚問 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2004 年 12 月 14 日 08:49:39)
スペイン前政権、首相官邸の保存データ消去
スペインのサパテロ首相は13日、4月にアスナール前首相から政権を引き継いだ時、首相官邸にあるコンピューターの保存データが消去されていたと議会で明らかにした。
スペイン議会は、3月11日のマドリードでの列車同時爆破テロで、イスラム過激派の関与を示す証拠が見つかっていながら、前政権が14日の総選挙への悪影響を恐れてバスク過激派犯行説を流したとされる情報操作疑惑を調べる特別委員会を開いている。
サパテロ首相は「何もかもが消されていた。特に3月11日〜14日のデータは何もなかった」と述べた。さらに「情報の代わりに膨大な請求書が残されていた」とも発言。エルパイス紙によると、前政権がデータの消去作業を業者に発注し、その費用は1万2千ユーロ(約170万円)だったという。
疑惑をかけられたアスナール前首相は11月下旬に委員会で証言。「バスク過激派とイスラム過激派の関係は否定できない」と主張し、「テロを選挙に利用したのは、(サパテロ氏が率いる)社会労働党だ」と批判していた。
(12/14 10:48)
http://www.asahi.com/international/update/1214/004.html