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(回答先: 311委員会:サパテロ証人喚問 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2004 年 12 月 14 日 08:49:39)
「対テロ戦争」のチンドン屋!恥を知れ、サパテロ!ヒョットコ踊りのアスナールといい勝負だ!
私が現在のスペイン社会で最も耐え難いことは、左翼、反戦活動家、平和主義者などといった連中が、これほどデタラメさ加減に満ち満ちた3.11捜査(操作!)に対して、全く疑問の声をあげず、むしろ積極的に「イスラムテロ」説に加担し全力をあげて益々強固なものにしようとしていることです。
例えば、有力な左翼的電網情報誌レベリオンなどは、新聞がほんのわずかでも「ETAの関与の可能性」を示唆しようものならヒステリックに攻撃します。これは国民党が「ETA主犯、社労党黒幕」の「自作自演謀略テロ」説を振りまいているためで、「イスラムテロ」を疑うことは、イラクから軍を撤退させたサパテロ政権を否定し、ブッシュと組んでイラク戦争を始めた国民党を利する行為である、という理屈なのです。
しかしちょっと考えてみてください。何かが奇妙なのです。
9.11ではブッシュ政権とその同調者が「イスラムテロ」を語ってアフガニスタンとイラクに攻め込み、それに反発する者たちの中から、「自作自演謀略」を疑って真相追究を行う勢力が出てきています。
ところが3.11では全く逆です。「ブッシュの意に反して」イラクから撤退したサパテロ政権とその同調者が強硬に「イスラムテロ」を叫び、ブッシュと手を組んでいたアスナールとその同調者が「自作自演テロ」を叫んでいるわけです。
そしてこの国民党の「自作自演テロ」説は、ETAを利用して国民党政権つぶしを意図したかに見える奇妙さに、かなり良い線まで迫っており、またスペインの民間右派が主張するモロッコはフランスの関与なども、当たらずとも遠からず、といったところなのです。少なくともバルタサル・ガルソンやフアン・デル・オルモなどの司法官僚どもが強権とマスコミ・プロパガンダを使って推し進めるインチキ「イスラムテロ」よりは、よほど説得力を持っているのです。
しかしこの両者に共通する点があります。この事件の直前に起こった赤道ギニアでのクーデター未遂、および直後に米軍特殊部隊がサハラ諸国に派遣されたことに象徴される、アフリカの石油資源略奪策動、そしてアルカイダ、ビンラディン、9.11、ザルカウイと続く「テロの恐怖」をテコにした新たな人心支配の仕組み、軍産複合体をとことん潤す「文明の衝突」路線、などといった、現在世界の最も本質的な動きから、聞く者の意識を完全にそらさせる点です。
私はこれが、9.11の真相隠しのために設けられたワナではないか、と疑っています。(というより確信に近い。)サパテロもアスナールも、そのために雇われた俳優なのでしょう。
アスナールはその証人喚問で、確かにこの事件の「謀略性」を主張しました。ところが実際に司法当局によって推し進められている「捜査」の矛盾点や奇妙さなどに関しては、ついに一言も発言しませんでした。実は私は、アスナールがつい調子に乗って判事デル・オルモの捜査を批判しないか、と密かに期待していたのですが、実に慎重にこれだけは避けていたようです。(この国の本当の権力者は判事局、検事局といった司法官僚たちなのです。)
この捜査の進展状況自体をまな板の上に乗せれば、彼の「陰謀論」はずいぶんと説得力を持つはずですが、アスナールは、このままでは「単なる妄想」以外にはなりえない屁理屈を、実質10時間を越える熱弁の中でぶちまけていただけなのです。要するに公衆の面前でヒョットコ踊りを披露しただけです。
現在スペインでは、サパテロを信じてタコ踊りを踊るのか、さもなければアスナールと一緒にヒョットコ踊りをする、という「究極の二者択一」が行われようとしています。そして両者とも、3.11を通して9.11の真相隠しに狂奔し、「対テロ戦争」を推し進め、結局は「文明の衝突」路線に貢献しようとしているのでしょう。先日来私が紹介している「文明間の同盟」なども、要するに「西欧化された一部のイスラム支配層」を取り込んで「文明の衝突」路線を補完する詐欺の一種でしかないのでしょう。もちろんサパテロガ口にした当初からさして期待はしていないものですが。
その中で、左翼勢力、「反戦活動家」、「平和運動活動家」たちは、その大多数がサパテロ支持のために3.11および9.11事件の真相隠しに精を出し、ワナにはまってタコ踊りに汗をかいているわけです。馬鹿どもが!
サパテロよ!「対テロ戦争」のチンドン屋めが!恥を知れ!ヒョットコ踊りのアスナールといい勝負だ!