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陸自第10師団、イラク派遣隊員と家族に説明会
陸上自衛隊は11日、来年2月にイラクへ派遣される第10師団(司令部・名古屋市守山区)の隊員や家族を対象にした非公開の説明会を、守山、豊川(愛知県豊川市)などの駐屯地で開いた。説明会では出席者に、隊員が死傷した場合の補償内容やイラクでの劣化ウラン弾対策などをまとめた「派遣隊員と家族のしおり」が配布されたことがわかった。
9日の政府の延長決定を受け、現場では派遣に向けた準備が着々と進んでいる。出席者によると、説明会では幹部隊員らがスライドを使い、イラク情勢を解説したほか、活動拠点の南部・サマワでの業務などについて話した。
配られた「しおり」は、表紙に陸上幕僚監部留守業務センターとあり、イラク派遣の意義について「国際社会の一員として当然のことであり、日本の国を代表して行う、とても名誉ある仕事でもあります」と説明。イラストをふんだんに使い、「防衛庁は補償もバッチリです」などと太字で呼びかけている。
公務上でもしものことがあった場合、国などから各種の補償が受けられ、例えば「遺族特別援護金」は最低でも744万円が支給されることなども説明。がん患者の急増との関係が指摘される劣化ウラン弾に関しては「情報収集及び分析を行い、適切な対策を講じている」などと記している。
また、留守宅の家族らは、派遣隊員と1週間に約10分間、テレビ電話通話ができることなども紹介している。
政府は9日、イラクへの自衛隊派遣延長を閣議決定しており、東海・北陸6県を管轄する陸自第10師団を主力とする部隊は2月をめどに派遣される。
(12/12 06:12)
http://www.asahi.com/national/update/1212/003.html