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ウクライナ大統領選野党候補、体内から猛毒ダイオキシン
26日にやり直し投票が行われるウクライナ大統領選の野党候補ユシチェンコ元首相が「対立陣営から毒を盛られた」と主張している問題で、元首相が検査入院したウィーンの病院は11日、体内から猛毒のダイオキシンを検出したと発表した。検査した医師は「第三者により毒を盛られた可能性がある」としている。
検査したツィムプファー医師は「(ユシチェンコ氏の)病状が、ダイオキシンによる中毒症状であることは疑いがない」と断定した。血液や体の組織から、通常の環境で存在する量のほぼ1千倍にあたる高濃度のダイオキシンが検出され、「口から摂取された可能性が高い」という。
ダイオキシンは、発がん性があるほか、神経や免疫機能にも影響を与える。ユシチェンコ氏には、こうした異常はないという。中毒の原因が殺害計画によるものかについては、同医師は「病院が判断できる問題ではなく、司法当局に委ねるべきだ」とした。
ユシチェンコ氏は9月、政府関係者に招かれた夕食会のあと体調を崩し、今回検査したウィーンの病院に緊急搬送された。顔が腫れ、青黒い発疹が出るなど、選挙前と比べすっかり人相が変わった。皮膚の回復には長期間かかるという。
陣営幹部は「ヤヌコビッチ首相陣営が生物兵器用の毒物で暗殺を謀った」と主張、首相側は全面否定している。
(12/12 00:49)
http://www.asahi.com/international/update/1212/001.html