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普天間飛行場の嘉手納統合につ いて否定的な見解を示す米空軍 第18航空団司令官のジャンマー ク・ジュアス准将=10日午後、嘉 手納基地 |
米空軍嘉手納基地の第18航空団司令官のジャンマーク・ジュアス准将は10日午後、琉球新報社の取材に応じ、普天間飛行場の機能を嘉手納飛行場に統合することについて「海兵隊は普天間でヘリ、航空機を多数保有し、運用面で大きな任務を抱えている。既に嘉手納基地でも多くの航空機が運用されており、スペース(空間)や支援態勢の問題も含め、2つを一緒にすることは非常に難しい」と述べ、機能上の理由から統合には否定的な見解を示した。
別の理由として、地元の感情を挙げ「運用機能をさらに増大させることも問題になる。地元は騒音増加に懸念を示している」と述べた。
航空自衛隊との関係については「航空自衛隊のF15戦闘機に嘉手納の空中給油機が給油する訓練の実施や嘉手納への1時移転も円滑に実現した。米空軍と航空自衛隊は運用、戦略、戦術の3分野で非常に良好な関係だ」と述べ、自衛隊との連携強化を進めていることを示した。
嘉手納基地の自衛隊との共同使用については「日米両政府が政治水準で話し合うことだ。将来的な話し合いになるが、嘉手納を自衛隊と共同使用することは大きな挑戦になるだろう」と述べた。
同航空団からのイラクへの派遣については「現在は憲兵、車両運転、技術者などとして100人以下の要員が派遣されている。来年にはイラクやアフガニスタンなどに数百人規模の要員が派遣されるだろう」と述べ、イラク戦争時から続いている現地派遣が来年以降も継続されることを明らかにした。
更新 2004年12月11日 土 11:19