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(回答先: チャンコロに舐められてたまるか、我が領土 沖ノ鳥島よ! 投稿者 うえ 日時 2004 年 12 月 10 日 22:38:33)
>それならアソコニ都民を住まわせてもハッキリとした国としての意気込みを見せて欲しいよ。
とても都民は住めませんな
沖ノ鳥島
東京都小笠原)村に属する日本最南端の島(北緯20度25分、東経136度5分)。小笠原諸島に含まれる。
南硫黄=島の南西約685キロメートルにあり、東西約4.5キロメートル、南北約1.8キロメートルの楕円形の環礁。ほとんどすべて海面下で、北と東にある二つの岩礁が満潮時で約70センチメートル海面上に出ている。
(以上、小学館日本大百科事典より)
「二つ岩礁が満潮時で約70センチメートル海面上に出ている」ということで、干潮時にはともかく、岩が波でくけずられると、満潮時には海面に没してしまう危険もあるそうです。
そのために1987年に、ブロックとコンクリートによる保存工事をおこなったそうですが、地球温暖化により海面が上昇したら「アポ」ですな。
『星の王子様』の星といい勝負ですな。住むとしたらそうとう度胸がいりますぞ。住民として立候補されますか?
常識的には「岩」でしょう。領「土」としては、なんの価値もない。
国益にからんでくるのは、領海や排他的経済水域にからんでくるからですね。領「土」ではなく、領「海」にかかわってくるわけ。そのため日本国としては、実質的には岩であっても「島」としておく必要がある。これもまあ、仕方がないことですね。
大阪には、「天保山」という人口の盛り土による「山」があるのですが、わずか数メートルくらいの高さでしたかな。これがれっきとした「山」として国土地理院によって認定されていて、つまり日本最低峰の「山」というわけです。これみたいな話ですな。
まあ、ヨーロッパでは国境そのものを相対化しようという壮大な歴史的実験が行われ、人類社会の今後への道が模索されているというのに
領土だ領海だと、ちまちましたところをめぐっていがみ合い、その結果隣国同士が険悪になり、結果として両者とも損をしてしまうという構図は、あまりに古くさく、ダサい話だと感じますなあ。
国境などというものは、どうしたって虚構であり、確定などできる話ではないのと思いますね。したがって常に紛争の火種となる。議論では水掛け論に終始するから、武力でカタをつけてきた、というのが過去のさまざまなれき死の過程でしょう。
今や、そのような虚構ににこだわるよりは、国境なるものをもっと相対的にとらえ、国境付近の経済開発を両国が共同して行うという形で進めば、両国はむだな争いを避けてそこから利益を上げることができ、最終的には両国の「国益にかなう」と思うのですがね。
どのような領土問題であれ、そのような解決策を模索できないものですかね。
ただし、2国間問題とは別に、現在の中国が東アジアにおいて着実にかつ意図的に「帝国主義国家」への道を歩んでいるのは確かだと思います。中国以外の東アジアの諸国が中国に対する警戒心を高めているのは当然のことでしょう。日本も、対中外交においては、他の東アジア諸国との連携を積極的に模索するべきではないでしょうか。