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(回答先: 気持ちはわかるけど、横田夫妻にどうしろというの? 投稿者 東京音頭 日時 2004 年 12 月 09 日 22:24:38)
東京音頭さん、こんにちわ。
昨日遅く改めて拝見して、返事が大変遅くなってしまいすみません。
私は、どちらかといえば、意見を異にする方には、いち早く返事をしなければとおもうのですが、同じ地平の方には、心の中で安堵してそれでよしとしてしまう傾向にあります。また、投稿数、時間の制限のなかでのこと。あちこちでそれらしいことを述べているので「それでよし」と勝手に考えてしまうこともあります。
東京音頭さんの日本の韓国に対する「経済援助云々」は、私とは認識の差があるようです。が、今は、パスします。
私は欧米には住んだことはなく、島国日本に住む、典型的な閉鎖的な人間です。そうした人間はが、広い、世界の一端にふれ、世界観の構築にパニックになっているのです。
ともあれ、考えてみれば、人間は、自らの生存欲のために、ヒトを犠牲にし、犠牲にするシステムに甘んじることで、「自らの人権や尊厳をまもってきた」のでしょうか。ちょっと、違うでしょうか。
やはり、人間は、ここらで、一つの生き物として、謙虚に考え直すことからはじめなければならないのではないかと思います。私は、最近、とみに、飼い猫の生が、野良猫の生き様が、なにか、人間と違って神々しいもののように見えるのです。
あ、そうそう、タイトルの質問ですが、私は、横田夫妻にどうしろ、こうしろといってるのではありません。国策にのせられることに甘んじることなく、自らの立場を大きな地平から見直していただきたいといってるのです。「歴史の複雑な事情」に、著書でちらりと言及されたこともあるのですから。
へギョンさん、めぐみさんの本当の幸せを考えていただきたいと思うだけです。
私は、日朝の歴史はともかく、多くの在日の方々のいきるこの日本で、この拉致問題は、あまりにも、バランスのかいた、一方的なとりあげ方がなされてきたと思っています。政治が絡み、各政党の思惑がからみ、ひとつとして、公明正大な政治家の発言など、見当たりませんでした。
やはり、最後に行き着くのは、歴史の見直しです。今なされていることの根源を直視することです。自らの悲憤を乗り越えたところのものを直視することです。相手を対等に見ることからはじめるべきです。北朝鮮のやった「国策」には、日本政府が捨て身で対処することです。横田さんは、日本政府のおかしさ、つまり、イラク・北朝鮮対策のおかしさをこそ、冷静に分析するべきであって、「北に経済制裁を」などといった、政治家の妄言を煽るようなことはするべきではありません。
私が不思議におもうのは、どうして、皆さんは、同じことを問題にするのに、北朝鮮に生きることを選んだ寺越超武志さんのことを語らないのかと思います。また、北は、日本の拉致者が必要でそうしたのですから、そのように、24年間いきて、生活してこられた皆さんなのですから、まるで、牢獄での生活者のように語ることはおかしくないでしょうか。これらの方が本心で記憶をたぐれば、いくらでも、糸口は見つけられるはずですし、そのためには、251カ国と交流している北朝鮮と国交正常化に向けて努力をするべきです。