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負傷の市民殺害の米兵に有罪判決 イラク米軍法会議
バグダッドの米軍法会議は10日、8月にバグダッドのサドルシティーで負傷したシーア派市民を銃殺した第41歩兵連隊のジョニー・ホーン2等軍曹に「計画性のない殺人」で有罪判決を下した。フランス通信が伝えた。ホーン2等軍曹は負傷した市民を殺害したのは「安楽死」と主張していたが、裁判官は主張を退けた。事前の司法取引で服役は最高でも禁固10年という。
ホーン2等軍曹ら米兵は8月にシーア派武装民兵の掃討作戦が続いていたサドルシティーで、自家製爆弾を積んでいるとの疑いでゴミ運搬車に銃撃し、炎上させた。炎上した車から武装していないイラク人男性がはい出してきた。同2等軍曹は、一緒にいた少尉に報告し、別の2等軍曹とともに銃撃し、殺害した。2人の2等軍曹は「男は大けがをしており、楽にしてやろうと思った」と証言していた。 (12/10 22:52)
http://www.asahi.com/international/update/1210/005.html