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12/09 18:06 出馬取りやめなら混迷も ウクライナ、首相が焦点
【キエフ9日共同】混乱が続いたウクライナ大統領選は、二十六
日の再決選投票に向け与野党候補が本格的な選挙戦に入った。しか
し劣勢の与党候補ヤヌコビッチ首相が直前で出馬を取りやめれば野
党候補ユシチェンコ元首相は当選要件の厳しい信任投票に直面、信
任されなければ、三度目のさらに選挙を繰り返すことになり、混迷
がさらに深まる恐れもある。
このため、再決選投票の投票日が迫るにつれ、ヤヌコビッチ首相
の動向に注目が集まることになりそうだ。
大統領選挙法によると、首相が再決選投票の十日前までに立候補
を取り下げた場合、第一回投票で三位だった野党、社会党のモロス
党首が再決選投票に繰り上げ参加することになる。だが同党首の得
票率は約6%だったため、勢いに乗るユシチェンコ氏に勝てる見込
みはほぼない。
問題は首相がそれ以降に出馬を取り消す場合。ユシチェンコ氏の
信任投票となり、投票率が50%を超えた上で、投票総数の50%
を超す賛成票を獲得しなければ当選できない。野党陣営の法律専門
家は「一番悪いパターンだ」と認める。
先月二十一日の決選投票では、最高裁に不正と認定されたとはい
え、ユシチェンコ氏の得票率は46・61%にとどまっており、有
権者の関心が薄れれば信任を受けられない可能性もある。
この場合、再び大統領選挙が行われることになり、クチマ大統領
にとってはユシチェンコ氏に対抗できる新たな与党候補を擁立する
格好の機会となり得る。
20041209 2150
[2004-12-09-18:06]