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アルカイダとの関係を疑われ今も生活に深刻な被害を受ける男性が救済を訴え続ける
日本に国際テロ組織「アルカイダ」の関係者が潜伏していたという衝撃の事実が明らかになってから半年がたつ。この騒動の中で、アルカイダとの関係を疑われ、今も生活に深刻な被害を受け続けていると訴える男性がいる。
ヒムさんは「わたしが知りたいのは、わたしの間違いはどこだったのですか」と語った。
ことの発端は2004年5月18日、アルカイダ系幹部のフランス人、リオネル・デュモン容疑者(33)が、2002年から2003年にかけて日本に潜伏していたという衝撃の事実が明らかになったことに始まった。
8日後の26日、警察当局はデュモン容疑者が出国後に電話をかけていた相手らの強制捜査に乗り出し、各メディアが一斉に報道した。
バングラデシュ人の会社社長、イスラム・モハメッド・ヒムさんもこのうちの1人で、会社の登記簿に虚偽があった疑いで逮捕された。
ヒムさんは「わたしが家から出るとき、家の周りは、左、右、全部メディアばっかり」と語った。
ヒムさんはこの後、別の容疑で再逮捕され、あわせて43日間拘留されたあと、不法就労助長の罪で罰金30万円を課されたが、アルカイダとの関係は一切明らかにならなかった。
ヒムさんは「わたしの人生どうなっているんですか。新聞、警察、テレビは1回考えてみましたか」と語った。
ヒムさんは、アルカイダ関係者であるという誤った印象を与える報道によって、名誉を傷つけられたばかりか、生活の基盤に重大な打撃を受けたと訴えている。
ヒムさんは「わたしの名前はどこでも今、だめです。『イスラム・モハメッド・ヒム』と言ったら、どこでもみんなびっくりしちゃうんです」、「わたしはアルカイダじゃなかったんです。わたしが外国人だから何でもできるんですか。わたしたちは人間じゃないんですか」と語った。
ヒムさんは日本弁護士連合会に人権救済を申し立てるなど、被害の救済を今も訴え続けている。
[9日13時54分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20041209/20041209-00000783-fnn-soci.html