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(回答先: 天木直人・メディア裏読み (12月8日) 元CIAアル・カイーダ担当部長の発言 投稿者 天木ファン 日時 2004 年 12 月 08 日 17:44:10)
自らの力により、このような中東への認識を得られた天木さんには、頭が下がります。今の我が国で、中東とアルカイダそしてビンラディン容疑者についてこれだけの認識を持つ事が出来た人が(自力によると言う事だ)、果たしてどれだけ居るであろうか?
このショワー氏の認識は、納得出来るものである。
アルカイダはシオニズムとイスラエルが自らの対極として、招き出してしまったものなのである。宗教的信仰に隠された帝国主義思想が必然的に、それへの抵抗物としての対立物を招きだしたのである。
シオニズムと米国は、自らの文明的没落を自覚し始め、追い詰められてアフガニスタンとイラクへ侵攻し、邪魔者の排除・抹殺に乗り出すと言う博打に打って出たわけである。
しかし、ビンラディンとアルカイダはそれを「承知している」と考えられるのだ。
これは、対立しているこの両者のような宗教的熱狂に活きる者にとっては、「必然の行い」であるのだ。
核兵器の使用については、その保有の有無を別にして考えれば、「状況による」のである。まさしく「使う者の戦略」によるのである。
「今、使うべき」と考えた時に、使うものであろう。イスラエルにせよ、アルカイダにせよ。保有しているかどうかは判らない。
このような中東大戦的紛争を継続させるべきでないのは、当然の事である。イスラエル側とイスラム側の双方に紛争解決能力が無い。
かつて、8年間に亘るイラン・イラク戦争の時、国連も何処の国も「調停」に乗り出さなかった。当時、私はこの有様を見ていて、「これは、先々に大きな災いを招くだろう」と考えていた。果たして、湾岸戦争を招き、今に至っているのである。
しかし、今や、最終局面に至ってきている。それまでは操っていた米国が仮面をかなぐり捨てて中東に攻め込んだのであるから。この米国には勿論のこと解決能力なんかは無い。
世界の人々の「良心」が、中東に「平和」をもたらさなければならない。
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