現在地 HOME > 掲示板 > 戦争64 > 329.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
2004年 12月 09日
ファルージャのNGOからの連絡
このブログでも以前紹介したファルージャのNGO「人権・民主主義研究センター」には、週刊SPA!の特集のために連絡をとっていたのだが、電話は何度かけてもつながらず。それでメールで問い合わせをしたのだが、昨日、返信メールが来た。特集には間に合わなかったのだけど、せっかくなので紹介する。
*************************
Q.ファルージャ総合病院で、米軍が捕らえたのは武装勢力か、それとも 医療スタッフか?
A.多分、武装勢力と医療スタッフの両方だと思う。
Q.米軍はファルージャで女性や子どもを殺害しているという情報は本当か?
A.米兵は彼らが目にしたものは、市民だろうが、医療スタッフだろうが、 動物だろうが、何であれ殺している。
Q.空爆による被害状況は?
A.街の70%が空爆で破壊されてしまった。
Q.現在のファルージャの戦況は?
A.戦闘は現在も継続中されている。米軍側も約3000人の兵士が戦闘不能になった。
Q.国際社会に何か伝えたいことはあるか?
A. 米軍は、化学兵器や燐榴弾をファルージャの人々に対して使用している。 私達は、避難したイラク人の人々がファルージャに戻る前に、国際社会が専門家チームをファルージャに派遣し調査を行うべきだと考えている。
イラクに新たに造られた政府は、米軍がファルージャ、サマラ、ナジャフで人々を殺していることを支援している。(来年1月に予定される)選挙の正当性はイラクの法律ではなく、米国の法律に依存するものだ。したがって、もし選挙が強行されれば、それはイラクという国の未来や人々に対して重大な犯罪となるだろう。
日本の人々には、ジェノサイドに立ち向かう人々を応援していただきたい。また、可能な限り早く、医療物資などの人道援助をしていただきたい。
************************************************
ご覧の通り、返信はごく短いもので、具体的な描写の記述には乏しいものであったが、とにかく返信がきたことは大変興味深いことだ。今後も引き続きコンタクトを取り続け、情報の信憑性なども検証しながら、より詳しい現地情報を入手したい。
# by rei_shiva | 2004-12-09 00:29