現在地 HOME > 掲示板 > 戦争64 > 222.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
大野防衛庁長官が首相にサマワ視察報告
陸上自衛隊が駐留するイラク南部サマワなどを視察した大野防衛庁長官が7日午前、小泉首相と会い、視察の結果を報告した。大野長官は「サマワの治安は予断を許されないが、かなり安定している」と評価し、「自衛隊の人道復興支援活動が引き続き重要だ」と、派遣を延長すべきだとの考えを伝えた。
長官は5日に視察した現地の情勢について、(1)自衛隊の活動はサマワ市民から歓迎されている(2)道路や学校の修復、医療支援などの要望が数多い(3)宿営地の防護措置をはじめ、安全確保対策が高度に確保されている(4)ムサンナ州のアルハッサーニ知事から「治安は以前よりもよくなっている」との説明を受けた――などとする文書をまとめ、7日朝開かれた自民党国防関連合同部会に提出した。首相にも同様の報告をした。
大野長官は首相との会談後、「(延長の)環境は整っていると思う。今日は報告だけだ」と記者団に語った。また、長官は自民党合同部会では、「ロケット砲による攻撃だけは気がかりだ」とも述べた。
一方、町村外相は同日の閣議後の記者会見で「派遣延長で良いのではないか。大野さんの目からみて、いかなる方向から(砲弾が)飛んできても大丈夫と判断された」と述べた。
◇
大野防衛庁長官が7日、自民党国防部会に示したイラク・クウェート視察結果報告の要旨は次の通り。
1 概要
サマワの治安は予断は許されないが、かなり安定し、自衛隊の活動がサマワ市民から歓迎されていることを確認。現地では道路や学校の修復、医療支援等の要望が依然として数多く存在し、自衛隊の人道復興支援活動が引き続き重要であるとの認識を新たにした。
2 イラク訪問
(1)陸自宿営地視察
宿営地の防護措置をはじめ、安全確保対策が高度のレベルで確保されていることを確認した。
(2)アルハッサーニ・ムサンナ州知事との懇談
先方からは、治安の状況は以前よりもさらによくなっている、自衛隊を守ることは私の義務である、自衛隊は住民から歓迎されている、とした上で、州及び州民を代表した感謝及び派遣延長を求める手紙が手交された。
(3)現地オランダ軍司令官との懇談
先方からは、サマワの治安はイラクでは最も安定している、ムサンナ州には雇用、水、電力等多くのニーズが引き続き存在している旨の発言があった。
3 クウェート訪問(略) (12/07 11:40)
http://www.asahi.com/politics/update/1207/004.html