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□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2004/12/02~05 他 [イラク情勢ニュース]
http://www.freeml.com/message/organizer-news@freeml.com/0000719;jsessionid=9y6z7b6wi2
URUKNEWS イラク情勢ニュース (転送・紹介歓迎)
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2004年 12月7日 火曜日
[飛耳長目録]
☆イラク・レジスタンス・レポート 12月2日〜5日
・ファルージャの米軍支配は名目だけ :2日
・米軍は占領を批判した宗教指導者の親類を逮捕 :4日
・4月のように: 撤退後にむけ米軍が提案
・「国家警備隊」の泥棒たちが盗品を売りさばく店を出す
・ファルージャの冷凍室に250〜300の死体
・ファルージャの米軍は今やジスタンスに包囲された :5日
★軍のスライド・ショーよりブロガーの映像が写実的だ
ワシントン・ポスト 12月5日 英字報道から要旨
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レジスタンス・レポート 2004年12月2日〜3日
IraqiResistanceReportforeventsof
Thursday,2December2004andFriday,3December2004
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http://www.albasrah.net/moqawama/english/1204/iraqiresistancereport_2-31204.htm
★ファルージャ Al-Fallujah
・2日のファルージャ情勢
Al-FallujahonThursday
米軍が撤退を続ける一方、市の60%以上をイラク・レジスタンスが
支配するようになって、ファルージャの状況は改善された。
イスラム・メモは、ファルージャの55%を占める市の南半分で、レ
ジスタンスの支配が完全に確立されていると報告した。市の南部に
は工業地区、シュハダ、ジュバイル、ナザル各地区およびサダフ一
帯がある。
米軍は1日にファルージャ北部にあるアスカリ地区から退却し、ジ
ュンフリヤ地区と旧市街に入ってきた。この移動の理由は、アスカリ
は占領軍が四方を囲まれて軍事的に敗北ないし力を失うなかで、ジ
ュンフリヤと旧市街で譲歩すると、レジスタンス側に北部のジョラン地
区や、西部のシュルタ、ドバト、ムアリミン地区、南部への往来を許
すことになると考えたからだ。
毎日のことだが、米軍は夜が近づくと市の中心部からジャギフィ、
サカニ、ジョラン地区へ退却する。彼らは退却した地域に名目的に
存在を維持するため、2、3代の戦車と戦闘車両に守られた検問所
を設け、一握りの傀儡(かいらい)軍=国家警備隊を残していく。
イスラム・メモ通信員は、レジスタンスの活動の中心地と思われる
ジュンフリヤと旧市街には、米軍の目立った存在はなく、その地域に
行くことを米軍は恐れていて、待ち伏せ攻撃を受けないようにしてい
ると伝えてきた。
・・・・
イスラム・メモが米軍車両とパトロール部隊に対する大作戦を伝え
たあと、ファルージャのレジスタンスは殉教部隊を編成したように思
われる。そのために占領軍は、重荷になる戦闘車両よりも、逃げ足
の速いハンビーだけを市内で使用せざるを得なくなった。
・レジスタンスは国家警備隊の兵士7人を捕獲
彼らはファルージャの民家で略奪していた
★イラク西部 WesternIraq
・カイムで、野営している米軍を攻撃
・国家警備隊の地区責任者が暗殺された
・ヒットで、米軍が民間人の車に発砲
★バグダッド Baghdad
・レジスタンスの攻撃を受け、イギリス軍はアミリヤから撤退
・リドワニヤで、レジスタンスがチヌーク(ヘリ)を撃墜
・スウェイラ、イスカンダリヤ、サルマン・バクで米軍を攻撃
・アブグレイブで、米軍戦車と戦闘車両を攻撃
・イラクーナ・セルフォンに自動車爆弾
・米軍は占領を批判した宗教指導者の親類を逮捕
USforcesarrestrelativesofreligiousleader
afterhedenouncedoccupation
米軍はバグダッド西方のアブグレイブ地区で、急襲掃討作戦を展
開した。米軍が押し入った民家の一つはイスラム聖職者協会の議長
ハリス・アッ・ダリ師の親類の家だった。ロンドンのアラブ日刊紙アル
・クドス・アル・アラビは、ダリ師の親類11人が理由も示されないまま
逮捕されたと報じた。
この一族が米軍によって逮捕されたのは2度目である。
1日に発表されたダリ師の声明は、米占領軍とそれに協力する政
党がスンニ派のイスラム法学者を暗殺したと非難し、敵に協力する
政党は米占領軍のスパイになりさがったと述べた。
・CIA幹部が空港通りで攻撃され死亡
・サイディヤ、ガザリヤでも米軍に攻撃
★タジ At-Taji
・2日、レジスタンスが米軍ハンビーとトラックを攻撃
★ユスフィヤおよびラティフィヤ Al-Yusufiyah Al-Latifiyah
・「イラク国家警備隊」を攻撃
・米軍ブラッドリー、米軍トラックを攻撃
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レジスタンス・レポート 2004年12月4日〜5日
IraqiResistanceReportforeventsof
Saturday,4December2004andSunday,5December2004
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http://www.albasrah.net/moqawama/english/1204/iraqiresistancereport_4-51204.htm
2004年12月4日 Saturday,4December2004.
★ファルージャ Al-Fallujah
・ファルージャ市内数カ所で激しい戦闘
・4月のように: 撤退後にむけ米軍が提案
ファルージャ警察と民間防衛隊に治安確保を要請
AsinApril:defeatedUSasksal-Fallujahpolice,civildefense
toresumesupervisingthesecurityofthecityastheyretreat
米軍は仲介者を通して、近い将来、ファルージャ市内の「治安と防
衛」にあたる準備をするよう、民間防衛隊とファルージャ警察に提案
してきた−−イスラム・メモ通信員が伝えてきた。2004年春の第1
次米軍包囲攻撃を終えて米軍が撤退する交渉した際、ファルージャ
民間防衛隊と警察のメンバーは、皆、ファルージャの住民で、市内居
住者が設けた規定にもとづいて選出された。
第1次包囲のときのように、米軍は今、期待していたほどファルー
ジャを制圧することができないまま、メンツを保って市から撤退する
方法を探っており、実際のところ、米軍は市の40%ばかりに侵入す
ることができただけである。
情報提供者はイスラム・メモに次のように告げた−−米軍は仲介
者を通して、これら二つの組織(訳注:ファルージャ警察と民間防衛
部隊。傀儡軍と傀儡警察ではない)に属する地元の重要人物に、交
渉を提案した。アメリカ軍は近く、彼らが「反乱者」と呼ぶ者を市内か
ら一掃することに成功し、市を警察と民間防衛隊にゆだねたと発表
するつもりなのだ。
これはアメリカ軍が4月の第1次包囲攻撃からみずからを救い出し
た手口である。彼らはアメリカ軍が募集した操り人形の軍と警察を採
用するのではなく、地元住民に現地警察と民間防衛隊のメンバーを
出すことを認めることによって、自分たちの敗北を覆い隠した。今回
の米軍攻勢前にとられていた状態に戻すことは、アメリカ軍が実際
に敗北を認めるものだが、彼らは同時にそれを覆い隠す宣伝を展開
しようと策動している。
・レジスタンスが米軍ヘリ・チヌークを撃墜
・サクラウィヤ包囲に対し、レジスタンスは米軍基地を砲撃
・「国家警備隊」の泥棒たちが盗品を売りさばく店を出す
Puppet“nationalguard”thievesopenmarkettoselltheirloot
「イラク国家警備隊」は、アメリカ軍のファルージャ攻撃を助ける一
方でファルージャ市民から盗みを働き、今度は略奪品を売りさばくた
めに、家具・生活用品を並べた店を作った。
ファルージャ地域にいるイスラム・メモ通信員は、「国家警備隊」が
バグダッドとファルージャの中間にあるナスル・ワアス・サラムに店を
開いたと報告した。地元の住民たちも、「国家警備隊」所属のピック
アップ・トラック十数台が新設の店に盗品を持ち込むのを目撃した。
・ファルージャの冷凍室に250〜300の死体
Onefreezerinal-Fallujahholds250-300bodiesofpeoplekilledinUS
assault
イスラム・メモは4日夜、ファルージャ市内のジャガイモ用冷凍室
に、米軍のファルージャ攻撃で殺された市民の遺体250〜300体
が保管されていると伝えてきた。死体を保存している冷凍室が他に
もあると報告されているが、通信員はそのなかにある遺体の数を確
かめることができなかった。
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2004年12月5日
Sunday,5December2004.
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・ファルージャの米軍は今やジスタンスに包囲された
USforcesinal-FallujahnowfindthemselvesbesiegedbyResistance
fighters.
4月のときと同じように、米軍の包囲部隊は、ファルージャの外にい
るイラク・レジスタンス勢力によって、彼ら自身が取り囲まれている。
米軍はますますレジスタンス勢にきつく包囲されてしまった。5日付
のイスラム・メモは、ここ数日、レジスタンス勢はハバニヤにある米軍
基地にむかうルートを封鎖することに成功したと伝えてきた。未舗装
の道路や野原の小道だけではなく、幹線のハイウェイも同様で、アメ
リカ軍はファルージャから戻る軍用車両さえも通行できなくなった。
先日は、レジスタンス側が米軍の退却を促すためにルートを開放
し、ファルージャから出てくる米軍の半分ほどには退却を許した。そ
の後、レジスタンス側は道路を遮断して通行するのを危険にし、効果
的に、市内の米軍への燃料・食料補給を断って、市内からの撤退も
分断した。その結果、市南部での激しい戦闘は完全になくなり、市の
北部では米軍が数多くの待ち伏せ攻撃の餌食になった。
5日には、アメリカ軍がある部隊をハバニヤ基地に移動させようと
して失敗した。レジスタンスは35台の軍用車両からなる車列の出口
を封鎖した。イスラム・メモ通信員は、レジスタンスが3台を破壊し、
その残骸が燃えあがっているのを目にした。
・ファルージャの写真を掲載するサイト
Alternativewebsiteshowsphotographsfromal-Fallujah.
アメリカ市民があるwebサイトを立ち上げ、そこで米軍や「エンベッ
ド取材」の宣伝記者から発表される映像と対照的な写真を掲載して
いる。URLは www.fallujahinpictures.com 。このサイトはアメリカ兵
とイラク民衆がこうむっている苦難を明らかにし、ファルージャは「誇
らしいアメリカ軍の勝利」を迎えているとする公式のアメリカ軍と対照
的な姿勢にある。軍の公式発表は兵士の苦難を隠すのはもちろん、
イラク国民の犠牲を隠しているのは言うまでもない。
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☆★ImagesofFightinginFallujahCompelatDifferentLevels
軍のスライド・ショーよりブロガーの映像が写実的だ
Blogger'sDisplayIsMoreGraphicThanaMilitarySlideShow
ワシントン・ポスト 12月5日
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http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A35955-2004Dec4.html
・・・
ファルージャ作戦を視覚で競う映像は、「IraqinPicture」(写真で
見るイラク)という表題のブログで表示された。これについてクローン
は、イラク人とアラブ世界が彼らの衛星テレビで見ているものに(軍
のものより)はるかに近いと語った。
※訳注: クローン 元イラク派遣米軍の将校。渉外担当。
・・・
質問に電子メールで回答したサイト作成者は・・・、その目的の一つ
は、イラクで実際に起こっていることの醜悪さを伝えることだと説明し
た。「世界はこれらの映像を見ているのに、われわれ(=米国民)は
見ていない」と彼は言う。このサイトは大統領選挙のあとに余暇を使
って立ちあげたが、米国のメディアでは「明かされてない戦争の真実
がある」と考えたからだ。サイトを立ちあげていらい、80万以上のア
クセスがあったという。彼はまた2000件のメールを受け取ったが、
抗議のメールは1割ほどだった。
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※ URUKNEWS イラク情勢ニュース(ホームページ)
http://www.geocities.jp/urknews/
※ イラク・レジスタンス・レポート
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※ イラク戦争の真実
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