★阿修羅♪ 現在地 HOME > 掲示板 > 戦争64 > 185.html
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
領海侵犯の中国原潜、直前にグアムへ 米軍牽制、訓練か 【asahi.com】
http://www.asyura2.com/0411/war64/msg/185.html
投稿者 JFK 日時 2004 年 12 月 07 日 10:52:14:JXb2byltvnP6A
 

■領海侵犯の中国原潜、直前にグアムへ 米軍牽制、訓練か 【asahi.com】

 <http://www.asahi.com/politics/update/1207/002.html>

 政府が11月に海上警備行動を発動して追跡した中国海軍の漢(ハン)級原
子力潜水艦が、日本領海に入る前に米海軍の重要拠点であるグアム島の周囲を
一周していたと、日本政府関係者が6日明らかにした。中国原潜のこのような
行動が判明したのは初めて。政府は今回の原潜の航行目的は、「台湾有事」の
際に米海軍の動きを原潜で牽制(けんせい)する軍事作戦の訓練だった可能性
が高いと分析している。

 政府関係者によると、原潜は10月中旬、母港である中国海軍北海艦隊潜水
艦基地がある青島・姜哥荘(チアンコーチョワン)を出港し、浮上と潜行を繰
り返しながら航行した。米軍と自衛隊、海上保安庁は哨戒機や偵察衛星によっ
て、帰港までの30日間余りに及ぶ行程のほとんどを追跡した、という。

 政府がまとめた原潜の行動記録によると、原潜は青島を出港した後、東シナ
海を南下し、10月下旬には沖縄本島と宮古島の間を通って太平洋に抜けた。
そのまま南東に向かい、11月初めにグアム島近海に到達。同島に距離150
キロまで接近して周囲を一周したという。

 その後、原潜は北西方向に戻って再び日本近海に接近。10日に石垣島付近
で日本の領海を侵犯した。その後は東シナ海を北上し、16日に姜哥荘基地に
帰港した。

 自衛隊は領海侵犯の数日前から対潜哨戒機P3Cなどで追跡していた。

 中国の軍事当局は95年から96年にかけての台湾海峡危機の際に、米空母
の介入によって軍事行動が抑え込まれた経験から、台湾東側の太平洋海域に素
早く潜水艦部隊を展開する必要性を認識したとされる。日本列島から南西諸島、
台湾を結ぶラインを「第1列島線」、小笠原諸島からマリアナ諸島にかけてを
「第2列島線」と呼び、その間で潜水艦の自由航行に必要な海底・海水のデー
タ収集や航行訓練を活発に行ってきた。

 しかし、日本政府関係者によると、今回のように第2列島線を越えたことは
一度もなかったという。

 政府関係者は「グアム島を一周するなど、今回の原潜の行動は非常に挑発的
で、中国海軍の作戦準備が新たな段階に入った可能性がある」と指摘する。今
後、太平洋海域で、中国と日米との間で海軍力の競合がより強まることも予想
される。

 一方、原潜が領海侵犯する前に、海上保安庁が中国国旗を掲げて浮上航行す
る潜水艦の撮影に成功していたことも明らかになった。しかし、その後、原潜
は潜航。領海侵犯時は潜航したままだった。

 写真撮影後に政府は海上警備行動を発令したが、潜水艦については「国籍不
明」と述べるにとどめていた。潜航していたことなどから、国籍の特定には慎
重を期したとみられる。

 <グアムの米軍基地> 中国や北朝鮮などに対応するため、米軍はグアムの
軍事拠点としての位置づけを高めている。第7艦隊の前方配備の拠点として、
原子力潜水艦の追加配備が検討されており、キティホークに次ぐ2隻目の空母
を配備する計画もある。世界最大級の空軍給油施設を備えるグアムのアンダー
セン空軍基地(第13空軍司令部)には、B52爆撃機と空中給油機が配備さ
れているが、さらに爆撃機や新型戦闘機の配備も検討されている。
                            (12/07 08:46)

 次へ  前へ

戦争64掲示板へ



フォローアップ:


 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。