最高裁不当決定（２００４年１２月１４日通知）
主　文
　本件上告を棄却する。本件を上告審として受理しない。上告費用及び申立費用は上告人兼申立人らの負担とする。
１　上告について
　民事事件について最高裁判所に上告することが許されるのは、民訴法３１２条１項又は２項所定の場合に限られるところ、本件上告理由は、違憲及び理由の不備をいうが、その実質は単なる法令違反を主張するものであって、明らかに上記各項に規定する事由に該当しない。
２　上告受理申立について
　本件申立の理由によれば、本件は、民訴法３１８条１項により受理すべきものとは認められない。よって、裁判官全員一致の意見で、主文のとおり決定する。
平成１６年１２月１４日　最高裁判所第３小法廷　裁判長　濱田邦夫　裁判官　金谷利廣　同　上田豊三
　同　藤田宙靖

事務局見解
１　不当決定に抗議します
　審議に入らず、全くの玄関払いであり、不当決定である。裁判所が憲法判断を回避し、海外派兵という明らかな憲法違反、日本の軍国主義化に力を貸し、三権分立・民主主義を自らの手で崩壊させている。
２　再審請求を検討します
１，２審とも審理を尽くさず証拠調べもせず、国民の裁判を受ける権利を事実上剥奪している。
　審理拒否は不当であり再審請求を検討する。

http://www.hahei-iken.org/hahei-ikenindex.htm

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