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【ワシントン=菱沼隆雄】ブッシュ米大統領は20日、年末休暇前の記者会見を行い、北朝鮮の核問題について「金正日(総書記)に(核)兵器を放棄させるため、6か国協議を継続させる」と強調し、同協議の枠組みを維持する方針を確認した。
6月の第3回協議を最後に中断している6か国協議については、北朝鮮が第2期ブッシュ政権の出方を見きわめようと、これまでのところ協議に応じる姿勢を見せていない。大統領の発言は、6か国協議が解決に向けた唯一の枠組みであり、北朝鮮が望む米朝2国間協議には応じる意思はないとの立場を改めて明確にしたものだ。
来年1月30日に予定されているイラクの国民議会選挙については、大統領は「予定通り実施されよう。イラク民主化へのプロセスの第一歩だ」と述べた。一方で、今後の民主化プロセスの過程で、「トラブルが皆無とは言えない」とも語った。
共和党内からも辞任を求める声が出ているラムズフェルド国防長官については、「留任に同意してくれてうれしい。彼は本当によい仕事をしている」と述べ、更迭する考えのないことを改めて表明。長官の発言や行動が、イラク駐留米兵の一部家族の批判を招いていることについては、「武骨でぶっきらぼうな男だが、心根は優しく、兵隊のことを思っている」などと述べ、かばった。
国際テロ組織アル・カーイダを率いるビンラーディンの所在については「アフガニスタンとパキスタンの国境付近に潜んでいると想像する」との見方を示した。
(2004/12/21/12:04 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20041221i303.htm