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(回答先: そんな訳ありません 投稿者 高弘 日時 2004 年 12 月 18 日 19:07:22)
高弘さん、アドルフさん、こんばんは。
アドルフさんのご意見はごもっともですな。
あなた方の対話を全部読ませていただきました。
>拉致問題は、北朝鮮政府側が無条件で拉致被害者を返還するのが唯一の解決法です。
それが中々そうしてくれないから色々言っているんですけど。
圧力の掛け方は無数にあるのですよ。
何が最善になるのか考えませんか?
>それができないなら北朝鮮政府による全面的な謝罪以外無いです。
横田めぐみさんは生きて北朝鮮政府の為に重要な仕事をしているのでしょう。
だから北朝鮮政府は死んだ事にしたいわけです。
北朝鮮政府によほどの条件を提示する事しか横田めぐみさんを帰してもらう
方法は無いでしょう。
しかし、その事を日本国民が許すかどうかですね。
私はいくら払ってでも横田さんを帰してもらうべきだと思います。
それをしないのなら結局彼女を見殺しにするしかないでしょう。
日本国民は表面上は拉致被害家族の事を可哀想だと言っているように見えますが
国家が損をする事はしたいないわけで、結局、拉致被害者家族よりも国益とか
国家の威信の方が大事なんですよ。
横田夫妻も本音ではいくら出してでもなんとか無事に返して欲しいと思って
いるのでしょうが、そんな事を言ったら日本国民からバッシングを受ける可能性が
あるので言えないだけでしょう。
それが、2回目の訪朝後の小泉と家族会との対話の中で見事に証明されてしまった
のです。
家族会に対する批判が沸き起こったでしょう?
次の方法としては、北朝鮮政府の体制を変革する事です。
しかし、体制変革の前にやけクソになった金正日にひょっとしたら殺されてしまうかも知れません。
「横田めぐみさんは確かに死んでしました。」と証明して自分の罪を少なくしようと
して。
>日本政府はそれ以外は受け入れてはいけないし、受け入れないでしょう。
それができないから苦労しているのですよ。
>現体制が崩壊しない限り『国交正常化』などあろう筈がありません。
いやいや、やっていかなくては拉致問題の進展の条件は築かれないのですよ。
体制が崩壊し、新たな体制になってしまったら、新体制の代表は
「拉致問題は前体制がやった事なので撤退調査はするが必ずしも全部解明できるとは
期待しないで欲しい。」と言うでしょう。
>他国の民間人を拉致するような政府とどうやって付き合えば良いのか見当もつきませ>>ん。
それでも付き合わない限りは問題解決の進展はないのです。
>拉致被害者が返還されようがされまいが、北朝鮮政府の責任は消えませんし、
>次の世代にあの『金日成-金正日体制』が引き継がれるとは考え難いです。
拉致被害者の返還が目的であり、責任は元より北朝鮮政府にあり続けます。
もちろん、あんな体制は引き継がれないでしょう。
市場経済を導入するためにはあのような体制ではダメだからです。
経済システムの変更は政治システムの変更を促すのです。
中国でも同じ事が起こりました。
社会主義的市場経済なんて無理した言い方をしましたが、現状ではまず
市場経済を作るしかないのです。
私が提唱する「消費者主導による計画経済」は市場経済の中から生活協同組合を通じて作り出すべきものです。
>拉致被害者の家族にしてみれば、拉致被害者が生きて戻って来ない限り意味は無いので>す。
そりゃあそうです。
その為には対話の継続が必要です。
経済制裁を横田夫妻が求める事によってキム・ヘギョンさんの立場はとてもまずく
なっていると思います。
キム・ヘギョンさんが「おじいちゃん、経済制裁なんて言わないで。」
って言うビデオを私が金正日だったら日本の外務省に送りますね。
>骨だけ返還された所で誰も納得はしません。
それが本人の実際の骨であれば報復をどうするかという話に恐らくなるでしょうね。
まずは金正日に謝罪を求めるという事になるのでしょう。
謝罪が無いなら国交正常化は無いという話になるでしょう。
こういうやり取りを延々と続けていかなければいけないのですよ。
一朝一夕に問題の解決などないのです。
>拉致被害者が死んでいるなら、後はもう復讐しか残っていないのです。
どういう復讐をすべきでしょうか?
というか死亡原因をまずははっきりさせるべきですね。
全てはそれからです。
とにかく粘り強くやっていく事ですよ。
怒りに任せて経済制裁をするのは簡単。
でもそれは解決不能にするだけです。
安倍は日本国民の怒りの上に乗っかってこの問題の幕引きをしようとしているので
しょう。
意外と安倍の方が金正日に近いのかも知れませんよ。
>政府による交渉は粘り強く続けるべきだと思いますが、
そうです!
あなたにそう言っていただけて私は本当に嬉しいです。
>大半の日本人はカルト国家(北朝鮮)とは付き合いたくないのです。
それは子供の態度です。
問題の解決の為にはいかに嫌な相手であろうと付き合わざるを得ないのです。
>拉致問題は時間切れとなり、後はうやむやにされると大半の人間は考えている事でしょ>う。
そうしてはなりません。
日本人の忘れ易い体質を直すいい機会です。
拉致問題だけではなく過去からの日朝関係がどうであったのかを
学ぶべきです。
朝鮮半島から文化を得た日本人が、豊臣秀吉の朝鮮出兵以来、朝鮮人に対して
何をやってきたかです。
戦後の朝鮮戦争で日本は戦争特需で繁栄しました。
日本人の豊かさの裏に朝鮮人の悲惨があった事を忘れてはいけません。
また、関東大震災の時の朝鮮人虐殺など日本における朝鮮人差別の歴史も知るべき
です。
そういう知識の上で我々は論ずるべきなのです。