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(回答先: ロシア・イングーシで日本人の裁判、迫る 投稿者 hamachi 日時 2004 年 11 月 25 日 17:36:34)
軍事ジャーナリスト加藤健二郎氏が主宰するフリー・ジャーナリストの集まり、東長崎機関に届いた情報によると、ジャーナリスト常岡浩介氏は、イングーシ共和国のナズラニ鉄道駅にてFSBスタッフに拘束され、裁判と脅されている。http://www.higashi-nagasaki.com/g_c/G60-02.html
東長崎機関メンバーのフリー・ジャーナリストの常岡浩介氏は、 10月24日、アエロフロート航空機で東京からモスクワ入りし、しばらくモスクワで取材活動を行ったあと、 11月10日、シベリア航空機で、北オセチアのウラジカフカース入りしてベスラン事件の取材活動を行い、11月13日、北オセチアから、イングーシ共和国のナズラニ入り、チェチェン難民の現状を取材活動を行っていた。
11月19日に大方の取材を終え、モスクワに戻ろうと切符購入のためナズラニ鉄道駅に赴いたところ、常岡氏はFSB職員と思われる治安関係者に拘束された。直接追求されている容疑は、中東地方で使用されているスラーヤ衛星電話を不法に所持していたという嫌疑である。しかし、これは全くの表面的なものであり、当局のねらいは、従来よりロシア政府に批判的で、チェチェン抵抗運動に同情的な姿勢を隠さないジャーナリストの取材活動を、あたかも国際テロリズムへの支援活動のごとく言い立て、ジャーナリスト本人を拘束して脅かし、またそれを通じて取材に協力する人々を脅しつけるというものである。その本質は陰湿な国家権力による言論活動へのテロリズムにほかならない。
現在本人は、日中は治安当局に尋問され、夜間は滞在先のホテルに帰されているが、ホテルの電話使用を止められている。またホテルの個室においてあった、ノートパソコンの内容を本人の許可無く、パスワード解除され、一方的にチェックされた。
常岡氏は以前に取得していたマルチプルビザで、合法的にロシアに入国しており、その有効期限は、11月24日である。24日に常岡氏が無事出国できない場合、治安機関が常岡氏を直ちに放免するようロシア当局に要請し、また、世界の報道機関および言論の自由を擁護する諸団体に支援を呼びかける必要があろう。