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世界よ、ごめんなさい From USA 2004/11/24
http://www.janjan.jp/world/0411/041122874/1.php
ブッシュ大統領が2期目に当選して早3週間。喜んだ人もいれば敗北感を味わった人もいる。『JanJan』には(当然のことながら?)アンチ・ブッシュ派が多いようだ。結果を見て「やっぱりアメリカって腐ってる……」と落胆した人もいるかもしれない。でもアメリカ国内にも、結果に対して世界への責任を痛感している人たちがいる。
そんな人たちが集まって「ごめんなさい」メッセージを公開しているのが、Sorry Everybodyというサイト(英語)。このサイトでは、「世界の皆様、ごめんなさい。できることはやったんですが……」「オハイオの半分は本当にすまなく思っています。私たちのことを嫌いにならないで」などのメッセージが、本人の顔写真と一緒に閲覧できる。
http://www.sorryeverybody.com/
このサイトを運営するのは、南カリフォルニア大学で神経科学を学ぶJames Zetlenさん。アイディアそのものはJamesさんが出したが、形にするまでには実に多くの人びとが賛同して協力してくれたという。一旦形ができてしまうと、反響は予想以上に大きかった。「ごめんなさい」メッセージの投稿数は、22日現在で2万通以上。Jamesさんは一日に数百のメールを受け取る毎日になった。
海外からの反響も多い。ベルギー、オランダ、イギリス、アイルランド、フランス、ドイツ、イタリア、ルクセンブルグ、ルーマニア、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、南アフリカ、エジプト、シリア、イスラエル、イラン、インド、中国、韓国、そしてもちろん日本からも連日のようにメッセージが届く。コメントのほとんど全てが、この試みに対する肯定的なメッセージだという。
サイトに併記されている質問コーナーも面白い。
Q.謝るのは、弱者の印だってしらないの?
A.そう思ってくれていいけど、謝ろうとする意志は、勇気と強さの証だと思っています。
Q.アメリカ人としてはずかしくないの?
A.いいえ。あなたは、人としてはずかしくないですか?
Q.ブッシュが勝った結果を受け入れて、前向きに生きたら?
A.前向きですよ。だから謝ってるんだ。
(筆者訳)
当然のことながら、アメリカにも思いを同じくする人びとがたくさんいる。こうした人びととつながりあって、イラクや世界に平和の動きを広めていきたい。最後に、Jamesさんに日本の人びとへのメッセージを聞いた。返ってきた答えはもちろん「We're sorry!」