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件 名 : ファルージャで遺体回収、レジスタンス戦士の遺体は放置
差出人 : 山本史郎
送信日時 : 2004/11/22 23:01
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イラク情勢ニュース (転送・紹介歓迎)
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2004年 11月22日 月曜日 22 November 2004
※ イラク・レジスタンス・レポート 11月20日
・ファルージャで断続的に戦闘続く
・ガザリヤでの朝の戦闘がサカニ地区に広がる
・ガザリヤでの朝の戦闘がサカニ地区に広がる
・ファルージャ周辺で米軍集結地に激しい砲撃
・サクラウィヤの住民は民間人103人の遺体を埋葬
・バグダッドおよびその周辺で米軍への攻撃が頻発
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イラク・レジスタンス・レポート 2004年11月20日 土曜日
Iraqi Resistance Report for events of
Saturday, 20 September 2004
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http://www.albasrah.net/moqawama/english/1104/iraqiresistancereport_201104.htm
★ファルージャにおける戦闘
Fighting in al-Fallujah on Saturday
20日夜午後9時30分(メッカ時間)に投稿された速報において、
ファルージャのイスラム・メモ通信員は、レジスタンスと米侵略者との
戦闘が、20日、市南部のシュハダ地区、ジュバイル地区、ヌアイミ
ヤ地区、そして工業地区において荒れ狂ったと伝えた。
レジスタンス勢力はいまだ態勢を保持しており、20日の戦闘は止
んでは再開し、再び燃え上がってはまたしばらく止むといった具合
に、1時間ばかり断続的に続いた。
このような状況はレジスタンス勢が楽天的であることのできる根拠
であった。
通信員は、レジスタンス側が武器を節約して使い、特定の米軍車
両に4発の迫撃砲弾を発射し、1台の車両には1発のロケット弾を
発射したと報告した。もし米軍の砲撃が密集した戦車部隊からだっ
た場合には、レジスタンスは砲撃の根源に激しい攻撃を仕掛けた。
20日、レジスタンスはC5Kロケットと並んで、60ミリと82ミリの迫
撃砲弾を多く使用した。レジスタンスは工業地区に突入しようとした
米軍の試みを阻止し、米軍の前進を停めて、米軍を元の位置に押
し返した。シュハダ地区、ジュバイル地区、ヌアイミヤ地区など他の
住宅地域における戦闘は、銃撃の応酬であった。米軍はそこでは前
進しようとしなかった。
激しい戦闘が突然ファルージャ東部のアスカリ地区で勃発したが、
それは今、レジスタンスが市内の半分以上を掌握していることを意
味している。ファルージャ・ムジャヒディン諮問評議会のアブダラ・ジ
ュナビ議長は、報道機関に対して、レジスタンスが市の60%を支配
していると発表した。ジュバイリ地区におけるあるレジスタンス組織
の指導者は、「われわれの隊列は維持され、まとまっている。われ
われは今回の戦闘においてわれわれのために祈るイスラム教徒の
祈りの効果を確かめることができる」と述べた。
このことはファルージャにおける戦闘が、両陣営の運勢が素早く移
り変わる市街戦の一例であるという見解を確認するものである。こ
れは特に米軍が国際的にも禁止された兵器を使用したことからも真
実をついており、そしてそれは市の北部で起こったように、いつでも
戦闘の流れを変えうるものなのである。レジスタンス勢が態勢を保
持していることから、戦況を好ましい方向に転換しようと、米軍は国
際的に禁止された化学兵器の使用に依存した。
(訳注: レジスタンス勢は米軍を市街戦に引き込むに際して、市
街戦という戦闘方法が特徴づけるこの有利さと危険性について十分
に確認したうえで戦術を決定した)。
ファルージャの市外で活動するイスラム・メモ通信員は、ファルー
ジャをとりまく米軍車両が20日には陣どったまま動かないと伝えて
きた。車両の移動は米軍が市内突入に力を集中することを意味す
るので、このことはファルージャの人々にとってはひじょうに重要な
点である。車両が動かないでいるということは、アメリカ軍の市内突
入の試みが途切れるということである。
ここ4日間、市の周辺に集中していた250台の大型車両を引き揚
げ、イラク北部のモスル方面に派遣した。そこではレジスタンスが占
領軍に敵対する新しい戦線を開いていた。
イラク国民は、レジスタンスがもう1週間、アメリカの侵略を拒み続
けることを期待している。というのは、政治的な観察者によると、そう
なれば米軍戦力の崩壊を意味することになるからだという。
★ガザリヤでの朝の戦闘がサカニ地区に広がる
Morning battle in al-Ghazaliyah spreads to as-Sakani neighborhood
バグダッド南西にあるガザリヤ地域では、午前9時30分、激しい
戦闘がハイウェイで勃発した。レジスタンス戦士がRPG7とC5Kロ
ケット、BKC自動兵器を発射し、トラック2台と米軍の戦闘車両1台
を破壊した。
戦闘が広がったあと、サカニ地区に来てみると、そこでは米軍の2
台のハンビーと「イラク国家警備隊」所属の日産ピックアップ・トラッ
クが破壊されていた。
米兵11人とイラク傀儡(かいらい)軍兵士3人が死亡した。レジス
タンス戦士も3人が殉教(死亡)し、別の4人が負傷した。
・ドジャイルで米軍に攻撃
★レジスタンス: ファルージャ周辺で米軍集結地に激しい砲撃
Resistance keeps up heavy bombardments of US troop concentrations
around al-Fallujah.
イラク・レジスタンス勢力は20日、ファルージャ周辺で米軍集結地
点に砲撃を続けた。
まず第一に、前日19日、イラクレジスタンス勢力は市の南部と北
部で米軍集結地を爆破した。「タジ軍団」のレジスタンス戦士が、破
壊力の大きいアバビル・ミサイル10発とタリクおよびグラッド・ロケッ
ト、計40発以上のロケットを発射した。この攻撃は20日まで続き、
タジ軍団は21発以上のロケットを発射したが、そのうちの6発は強
力なアバビルだった。
20日の午後2時には、イラク人レジスタンスが8発のロケットを発
射し、その後、日没直前に8発を発射した。そのすべてはアミリヤ地
区から放たれた。
ファルージャの西、新・旧の橋のあいだにあるサカニ地区では、米
軍集結地は、市の南端における米軍集結地と同様に、みな20日の
攻撃の標的にされた。
レジスタンスがこのように質的に新しいレベルの作戦を展開するよ
うになって3日目であり、特に、ひじょうに破壊力の大きいアバビル・
ミサイルが使用された。19日には、9発以上のミサイルが市の南部
で米軍車両を炎上させるのが見えた。
★サクラウィヤの住民は民間人103人の遺体を埋葬
As-Saqlawiyah residents bury 103 civilian bodies
アメリカ兵がレジスタンス戦士の死体は犬猫が食べるにまかせて
おけと指示するなかで、サクラウィヤの住民はファルージャの狭い一
角だけで103人の民間人の遺体を埋葬した。
イスラム・メモの通信員は、20日、米軍のファルージャ攻撃で殺害
された犠牲者の遺体を回収し埋葬する活動がまだ続けられていると
伝えてきた。昨日19日に埋葬された遺体の数は103で、そのなか
には多くの女性と子どもが含まれていた。
通信員は速報で、最後に集められた遺体は20体で、そのうちの
いずれにも武器・弾薬で襲われた痕跡がなかったと記した。彼らの
服装はいずれも裂けたり焼けたりしてなかったのである。しかし遺体
は黒く変色していて、アメリカ軍が国際的にも禁止された化学兵器を
爆撃に使用したためであった。
最初に集められた遺体は膨張して黄色く変色していたことから、米
軍は2種類の化学ガス兵器を使ったようにみえる。これまで埋葬さ
れた103体の遺体、ジャウラン地区のほぼ15%にあたる狭い区画
で回収されたものである。
米軍は遺体の回収作業にあたったサクラウィヤの住民に、レジス
タンス戦士の遺体を回収する許可を与えることを拒否した。アメリカ
兵は、レジスタンス戦士の遺体は放置して、犬・猫に食べさせるよう
命令した。それは埋葬するために回収された一般市民の遺体への
措置とは対照的である。
約22の遺体は犬と猫がかじったように見え、顔、手、腕、足から肉
片がちぎられていたことから、容易に判別することができた。そのよ
うな遺体の一つは、完全に食べられたことが判るほど、ただ骨だけ
を残していた。
遺体の回収と埋葬に参加した住民は、彼らがアメリカ兵から受け
た処遇は良かったが、いわゆる「イラク国家警備隊」からは嘲笑とあ
ざけりを受けたと話した。彼らはニヤニヤ笑いながら、住民にむかっ
て、「死人を拾いあげるがいい! これはお前らを待つ運命だ!」と
告げた。アメリカ兵はただ、作業地域に入れ、遺体を拾いあげろと
合図するだけで、その後はその場を離れた。
・20日朝、ファルージャの南半で激しい戦闘続く
・米軍は自爆攻撃を恐れて市内の自家用車を破壊
・ファルージャのレジスタンスは最後まで戦うことを誓う
★バグダッド Baghdad
・アミリヤ地区で終日、激しい戦闘
米軍の指揮車2台、ハンビー2台、その他を破壊
・アザミヤ地区で激しい戦闘
傀儡兵のトラックと米軍ハンビー3台、ブラッドリー2台を破壊
・クルド人モサド工作員が誘拐された
このクルド人はシオニスト(イスラエルを指す)の諜報機関モサド
の秘密警察として働いていた。
・午後、ガザリヤ地区で待ち伏せ攻撃
・空港通りで爆弾攻撃、米兵3人死亡
・カディシヤの攻撃で米軍協力者が死亡
・アブグレイブでも米軍に攻撃
・ハイファ通りで待ち伏せ攻撃
このほかにもバグダッドと周辺地域で米軍への攻撃多数
(略)
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※ URUK NEWS イラク情勢ニュースHP
http://www.geocities.jp/urknews/
※ イラク・レジスタンス・レポート
http://www.geocities.jp/urknews/Iraqi_resistance.html
※ イラク戦争の真実
http://www.geocities.jp/uruknews/
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