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11/24 15:55 対リビア関係改善探る シラク大統領が初訪問
【パリ24日共同】フランスのシラク大統領は二十四日、二日間
の日程でリビアを公式訪問する。フランスの大統領の訪問は一九五
一年のリビア独立以来、初めて。
リビアは昨年十二月、米英に大量破壊兵器の廃棄を約束し国際社
会への復帰を進めている。フランスは中東・アフリカ地域での外交
・経済的影響力の維持を目指しており、関係改善は両国共通の課題
だ。
八九年に百七十人の死者を出したUTAフランス航空機爆破事件
で今年一月、リビアはフランス人遺族団と補償合意書に調印。シラ
ク大統領のリビア訪問が実現する契機となった。
フランス大統領府によると、大統領は二十四日夜に最高指導者カ
ダフィ大佐と会談、大佐主催の夕食会にも出席。二十五日に両国間
の経済協力協定などに調印後、記者会見を行う予定。
バルニエ外相、ドロビアン運輸・観光相ら三閣僚と石油、航空業
など経済代表団十八人も同行している。
大統領府報道官は「北アフリカ、地中海の大国リビアとの関係改
善に新しいページを開く」と強調。「イラク復興、テロとの戦い、
経済協力などを話し合う」と述べた。
今年に入ってブレア英首相、ベルルスコーニ・イタリア首相、シ
ュレーダー・ドイツ首相らがリビアを訪問、カダフィ大佐も四月に
ブリュッセルを訪れ、欧州連合(EU)と関係正常化で合意した。
六月には米国が二十四年ぶりに外交関係を回復しており、対リビア
外交で出遅れた形のフランスは大統領訪問で立て直しを狙っている
。
20041124 1555
[2004-11-24-15:55]