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親ロシア派の首相が当選濃厚に ウクライナ大統領選
大接戦となったウクライナの大統領選挙の決選投票(開票率99.38%)は22日午後、ロシアのプーチン大統領が応援する親ロシア派のヤヌコビッチ首相が得票率49.42%、親欧米派で野党連合「われらのウクライナ」議長のユシチェンコ元首相が46.70%となり、ヤヌコビッチ首相の当選が有力になってきた。しかし首都キエフでは、当初優勢が伝えられたユシチェンコ氏を支持する市民らが大規模な抗議デモを断続的に展開。当確判定でこじれ、確定がずれ込む可能性もある。
同日未明から早朝にかけ、1万人規模の集会やデモで選管への抗議を示したユシチェンコ氏は、出口調査では自分が勝っていたと強調。市民への演説で「選管の集計はでっちあげだ」と主張した。ヤヌコビッチ氏の支持基盤である東部ドネツク州など数カ所の投票所で投票箱が盗まれたり、不正投票の疑いがあるとして、集計を無効とするよう求めている。欧州連合(EU)や欧州安保協力機構(OSCE)にも不正追及の協力を求める考えで、職場や学校などに政府への抗議行動を全国展開するよう呼びかけた。
西部の主要都市リビウの市議会は、すでにユシチェンコ氏を「大統領」と認定。選管発表にかかわらず、両陣営が選挙違反などの訴訟合戦を起こすことも予想され、最終判定までは波乱含みの様相を深めている。
(11/22 23:16)
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http://www.asahi.com/international/update/1122/015.html