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3.11捜査(操作)の急展開:警備当局者を逮捕する可能性
先日の新たな「証拠テープ発見」以来、3.11捜査はまさに大掛かりな情報操作の方向に向かっています。
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【参照】
http://www.asyura2.com/0411/war62/msg/1038.html
3.11捜査の新展開=密告屋を「魔女」に仕立て上げる作戦
http://www.asyura2.com/0411/war63/msg/166.html
3.11担当判事、「爆弾製造の秘密」の密告屋を隔離:証拠捏造を隠蔽か
http://www.asyura2.com/0411/war63/msg/545.html
情報屋トラスオラスの怒り「そうさ!そして俺もビン・ラディンなんだよ!」
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おかげで元々本日予定されていたアスナールの証人喚問も来週の予定だったサパテロの証人喚問も延期され、いつになるのかすら明らかではありません。これは国民党、社労党のどちらにとっても実に都合の良い事態です。
そして、3.11「テロ事件」情報操作の急先鋒となっているエル・エムンド紙は、最近盛んにGuardia Civil(国家防衛隊;以下GCと略す)と国家警察の責任を追及し、国家の司法責任者もどうやらGC職員の逮捕に向かいそうです。
●まず、11月22日付エル・ムンド紙(電子版)からですが、
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『トラスオラスと「エル・チノ」に関して、GCは3.11の1週間前にあるマドリッドの女性を尋問していた』
http://www.elmundo.es/elmundo/2004/11/22/espana/1101098568.html
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3.11の6日前、先日「罪状」を認めた「ジプシー少年」がマドリッドで車の事故を起こしたその次の日に、その車の所有者であるマドリッドの女性に対してGCが取り調べ、その後に再び、情報屋トラスオラスと「エル・チノ」(ジャマル・アーミダン:3.11実行犯とされ、4月3日にレガネス市のアパートで爆死)に関して尋問していたことが明らかにされた、という話です。
この車は「ジプシー少年」がトラスオラスのものだ、と聞かされたもので、トラスオラスが「エル・チノ」らモロッコ人グループに貸していた、ということになっています。そして3月5日に、爆薬運送の「料金」を受け取るついでにこの車を引き取って帰る(つまり運転して帰る)ようにトラスオラスから命令され、少年は「エル・チノ」に会いにマドリッドに行った際にこの車で帰るように彼に言われ、そして少年はマドリッド市内で事故を起こしてしまった、というものです。
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【参照】
http://www.asyura2.com/0406/war56/msg/890.html
「3.11捜査」の鍵を握る16歳の少年:怪しげな「重要証言」(エル・ムンドより)
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当然ですが、16歳の少年が運転免許を持つことはありません。ですからその車でマドリッドから数百キロも離れたアストゥリアスまで帰らせようとすること自体が奇妙な話ですが(「テロ実行犯」アーミダンにしても「爆弾考案者」トラスオラスにしても、運転に不慣れな少年が事故を起こした場合に足がつくことすら考慮しないほどノーテンキだった、というオモシロイ話になるのでしょうか)、これが堂々と「真実」としてまかり通らされているわけです。
その取調べをしたGC職員は、面白いことに、「エル・チノ」が死んだレガネス市の分隊所属の交通担当(スペインでは高速道路などの警備はGCが担当している)でした。これだけでももう十分何か臭ってきます。
さらに、これはその女性自身が述べたこととして報道されていますが、その後の3月26日に国家警察のUCIE(外部情報センター)がその女性を取り調べ、アビレス(トラスオラスと「エル・チノ」の間でダイナマイトの取引が行われたとされる場所)にいたことがあるかどうか、トラスオラスや「エル・チノ」を知っているかどうか、聞かれたそうです。彼女は否定していますが、その車(トヨタ・カローラ)は盗難車ではないのにナンバーが書き換えられており、警察もGCもまだ表明はしていないが、彼女がナンバー変更にからんでいる、つまりトラスオラスや「エル・チノ」を知っており、この「テロ」に絡んでいる可能性を示唆しています。
次に、先日、実に3年ぶりにホコリの中から「発見」された「情報屋の証言テープ」に関してですが、その情報屋の話を聴いたGCの職員は、そのテープを「刑事上も裁判上も価値は無い」と判断して、誰にも言わずにこの3年間、自分で持ち続けていた、と語ったそうで、これも11月22日付エル・ムンド紙(電子版)に載っています。(これは見出しだけ)
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『ボリナガは情報屋「ラバンデロ」の証言テープを「刑事上も裁判上も価値が無い」と考えて隠し続けていた』
http://www.elmundo.es/elmundo/2004/11/22/espana/1101114153.html
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そして同じ紙面に次のような記事もあります。(これも見出しだけ)
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『検事総長、アストゥリアスのGCを証拠隠滅容疑で捜査するように命令』
http://www.elmundo.es/elmundo/2004/11/22/espana/1101121685.html
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私は以前次のように申しました。
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したがって、たとえば「エミリオ・スアレス・トラスオラスとラファー・ゾウヘイルは警察の内通者である」といった新聞の発表から推理を開始するような発想では、まんまと『彼ら』のワナにはまると思います。確かに彼らは「密告屋」だったのでしょう。しかしだからこそ、この事件の深層を覆い隠すために利用されたのではないでしょうか。(ひょっとすると今後警官が2,3人逮捕されるかもしれませんが。)些細な一部をわざとばらして肝心の部分を隠すのは『彼ら』の常套手段です。ふん!何が「その深層はますます薄暗くなるように思える」だ! この御用新聞めが!
以前からモロッコ人の密売グループと爆発物や麻薬などの密売に携わっていたスペイン人のチンピラたちが、大掛かりな国際謀略の中で「犯人」に仕立て上げられ、それが「真相」として発表されていくプロセスを着々と踏んでいるように思われます。
http://www.asyura2.com/0406/war56/msg/891.html
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どうやらこの見通しの通りになってきたようです。それにしても、始めから「御用新聞」のエル・ムンド、ABC、エル・パイスなどの報道機関はともかく、「左翼」「反体制」「人権団体」「反戦平和団体」等を自称するグループや個人が、こんなデタラメに対しては平気で目をつぶるわけですから、まあ、世界中「偽の友」だらけですな。薄汚い連中だ!