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□国家防衛隊のシーア派、ファッルージャで内戦化を煽る [ML アラブの声]
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/message/188
国家防衛隊のシーア派、ファッルージャで内戦化を煽る
米軍と共にファッルージャ攻撃線に参加しているイラク国家防衛隊は、イラクの内戦化を煽っているようだ。19日22:15掲載のイスラム・メモが報じた。
サクラーウィーヤとアーミリーヤ(いずれもファッルージャの近郊)のイスラム・メモの特派員は、人目を惹く奇異な光景を目撃した。ファッルージャ作戦に参加中のイラク国家防衛隊員が一人残らず、シーア派教徒が、イマーム・アリーとイマーム・アル・フセイン(両者とも特にシーア派が崇拝するイマーム)とする絵画を持っているのだ。一部の絵画には、「我等の主人アリー様の祝福によって、我々はファッルージャに入る」と書かれていた。また、独特な黒色のシーア派本山の旗が国家防衛隊の車両に翻めいているのも観察された。【シスターニ師の写真を胸に付けたシーア派兵士の写真も発表されている】
ファッルージャ市内の報道員は、「国家防衛隊の隊員たちが女性や子供、老人など市民を虐殺した。そのため非武装の市民たちは、米占領軍よりも国家防衛隊員をより恐れるようになった」と伝えた。
市内からの目撃者によると、国家防衛隊員たちは市民の遺体を切り刻んだという。また市北西部のジョーラーン地区から脱出した住民たちは、「国家防衛隊員たちは、一部の市民の遺体を車両で踏み潰し、遺体の上に両足で乗った。占領軍は抵抗戦士の遺体に対してしか、このような行為はしなかった。 国家防衛隊員は、抵抗戦死の遺体のほかに、子供や女性、老人など非武装のの市民に対して行うのだ。【規律正しい米軍は慈悲深いのであろう】
また拘束された丸腰の市民に対する国家防衛隊員たちの扱いは、とても酷いものだった。通訳ですら時には、捕虜を殴ったり引っ叩いた。
どうやらナジャフの宗教家やシーア派本山の声明やファトワー(宗教令)による宗派間の敵愾心(増幅)が彼ら兵士たちを動かしているようだ。
一方、占領軍によるファッルージャ攻撃を非難した、アハマド・バグダーディーやジャワード・ハーリシー、ムクタダ・サドル各師のようなシーア派の指導者も居る。彼らは、ファッルージャで起きていることを非難し、シーア派がファッルージャの戦いに参加することを不可とする宗教令を発布した。
http://www.islammemo.cc/news/one_news.asp?IDNews=49979
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イスラム・メモは、常にシーア派に対して批判的であるから、多少割り引いて記事を読まねばならないかもしれない。
国家防衛隊に居るのは大部分がシーア派とクルド人であると言われている。ファッルージャ攻撃に対するシスターニ師の沈黙が幅広い非難を浴びている。
内戦化は、ベトナム戦終了時のようにイラクから何の成果も得られずに叩き出されることに比べれば、ましとする米軍の戦略とも一致する。
アラブの声ML 齊藤力二朗
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/