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【カイロ=松尾博文】イスラエルのシャロン首相は、パレスチナ自治政府による過激派摘発を前提としてきた和平交渉再開の条件について「複雑な手続きであるのは明らかだ」と述べ、現状では履行が難しいことを認めた。交渉再開のため、パレスチナ側のハードルを低くする異例の譲歩を示唆したと受け止められている。
首相は18日夜、党首を務める右派政党リクードの会合で、完全摘発の代わりに「まず報道や教育を通じた、反イスラエル感情の扇動をやめさせることが新指導部へのテストだ」と、路線修正する考えを示した。シャロン首相にはアラファト前自治政府議長の死去をきっかけに、国内外から和平交渉再開への圧力が強まっている。今回の発言は過激派摘発の条件撤回ではないと弁明しつつも「時間を無駄にしたくない。パレスチナ指導部の用意が整うなら関係を前進させる方策をみつけたい」と述べた。 (00:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20041119AT2M1902019112004.html