★阿修羅♪ 現在地 HOME > 掲示板 > 戦争63 > 505.html
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
米軍のファルージャ大虐殺弾劾!(革マル派「開放」)
http://www.asyura2.com/0411/war63/msg/505.html
投稿者 竹中半兵衛 日時 2004 年 11 月 19 日 15:58:36:0iYhrg5rK5QpI
 

米軍のファルージャ大虐殺弾劾!

「解放」最新号(第1845号2004年11月22日)
http://www.jrcl.org/

(写真:11月14日、抗議団を先頭に米大使館に向かって怒りを叩きつける労学。当日の集会やデモの画像はTOPICSにもあり)

 米占領軍は、ファルージャ総攻撃開始以後一週間のいま、市全域を制圧したと発表した(十一月十五日)。大統領再選を辛うじて果たしたブッシュは、イラクにおける「自由と民主主義の促進」を叫びたて、「テロリスト掃討」を名分にして、ファルージャの占拠にとどまらず、スンナ派三角地帯全域の軍事的制圧に米軍をかりたてようとしている。「イラク人への主権移譲」の成功≠ニいう体裁をとり繕うために、一月国民議会選挙をなんとしてもでっちあげることを策しているのだ。
 わが同盟は、日本の労働者人民に、そして全世界の労働者人民に訴える。ブッシュ政権の残虐非道なファルージャ人民大虐殺=国家テロリズムを満腔の怒りをこめて弾劾せよ! 今こそ軍国主義帝国アメリカのイラク軍事占領に反対する反戦闘争の国際的な高揚をかちとるために決起せよ!

(1)
 今回のファルージャ総攻撃は、「イエス」の名のもとに「テロリスト」=サターン(悪魔)掃討のための「最終戦争」と称して強行された。一万二〇〇〇人の米軍が投入され、空と地上からクラスター爆弾やナパーム弾、神経ガス、白燐爆弾などが雨あられと撃ちこまれ、電気・水道・病院・通信の諸施設や多くのモスクが破壊しつくされた。市内に踏みとどまり激しい抵抗戦をくりひろげた一〇万人のムスリムを皆殺しにする世紀の蛮行に手を染めたのが、「現代の十字軍」たる米軍なのである。
 この軍事攻撃には、三〇〇〇人のイラク軍・治安部隊が動員された。米軍政下での国営企業の解体=「民営化」によってうみだされた大量の失業者を、高給料≠フエサでかき集め急造されたこの部隊が、アメリカの軍事占領継続のために、アラウィ暫定政権の命令一下にムスリム同胞に銃を向けさせられたのだ。これこそ、アラウィ政権の米傀儡政権としての反人民的正体をこのうえなく醜悪にさらけだしたものにほかならない。
 これにたいして、「解放区」ファルージャを守るために残った決死隊は、アラブ各国から駆けつけた義勇兵とともに、果敢な抵抗戦をくりひろげた。それと同時に、スンナ派武装勢力は主力部隊をファルージャから退却させ、イラク各地で米軍を分断しつつ総反攻にうってでる戦術をとっている。
 このファルージャ人民とムスリム武装勢力の闘いに呼応して、怒りに燃えたイラク人民は、いまや宗派の違いを超えて連携しつつ全土でいっせいに反米・反アラウィの火柱を噴きあげている。ラマディからは米軍をたたき出し、バグダッド、サマラ、モスルなどの各地で米軍基地や急造イラク軍・警察署にたいする攻撃をくりひろげている。
 スンナ派のイスラム聖職者協会は、イラク治安部隊員にたいして断固として呼びかけた。「目覚めよ! 諸君はだまされている。外国から来たテロリストと戦う、などというのは欺瞞だ」と。この呼びかけには、シーア派急進派のムクタダ・サドル師も名を連ねた。これに応じて、ムスリム同胞への攻撃を拒否する者がイラク軍の内から続出している。
 「二十一世紀のゲルニカ」と呼ぶべきファルージャ人民ジェノサイドの強行は、まさにイラク・中洋ムスリム人民の怒りの炎に油を注いだ。彼ら人民は「イラク解放」をかちとるために、ますます激しく不屈にたたかいぬくであろう。

(2)
 キリスト教右派を基盤に、不正選挙によって、ブッシュは辛うじて大統領に再選された。このブッシュの再選に小躍りしたイスラエルのシオニスト・シャロン政権は、カサにかかって、イスラム急進主義組織ハマスのみならず、PLO(パレスチナ解放機構)の解体を狙った策動にうってでた。重病治療のためにフランス政府の庇護下におかれていたPLO議長アラファトの急死(十一月十一日)は、パレスチナ自治政府・PLOを崩壊させるために、米CIAとイスラエル諜報機関モサドとが仕組んだ謀殺であると推断しうる。
 だが、ブッシュ政権とシオニストどもが必死であがこうとも、すでにアメリカ帝国主義は、イラクにおいて、ベトナム戦争の末期と同様の敗北局面にたたきこまれている。
 多国籍軍のイラク駐留をうたった国連安保理決議一五四六が全会一致で採択されたとはいえ、イラクからの撤兵を表明する国が相次いでいる。それだけではない。ブッシュの「パートナー」を任じるイギリス首相ブレアさえもが、非戦組≠フフランスやドイツとの関係修復をはかり始め、ブッシュに対中東政策の修正≠進言したほどなのだ。
 こうした情勢のもとで、いまやブッシュ政権の唯一無二の盟友としてたち現れているのが、日米安保同盟の首輪をつけた忠犬たるわが日本の小泉政権なのである。
 この政権は、米軍のファルージャ人民総せん滅戦を公然と支持するほどの反人民性をむきだしにしている。アメリカ「友邦同盟」が根幹から崩れかかっているなかで、米軍のイラク軍事占領を支えるために、小泉政権は期限切れ(十二月十四日)の迫った日本国軍の派遣期間を延長し部隊を増強する意志をうち固めている。日本国憲法を踏みにじって強行したイラク派兵を土台として、憲法そのものの改悪に突進しようとしているのだ。
 イラク占領の破産にあえぎながらも、ブッシュ政権は日米軍事同盟にもとづく小泉政権の協力を支えとして、イラクをはじめとする中洋イスラーム圏諸国を軍事的に植民地化し石油資源を略奪するという野望を貫徹する策動にのりだしている。これが「世界のなかの日米同盟」の本質なのだ。二十一世紀を暗黒の世紀にたたきこもうとしているブッシュ政権とその忠犬政権にたいして、われわれはイラク反戦・反安保の闘いを断固として高揚させるのでなければならない!

(3)
 アメリカ大統領選挙において、イラク侵略戦争・軍事占領の評価をめぐって、国論は真っ二つに割れ、アメリカ国民の政治的・イデオロギー的二極分化があらわとなった。ブッシュ再選への危機感のゆえに、アメリカ国内では労働者・人民の「反ブッシュ」の気運が高まっている。しかしながら、「民主党ケリーを支持する選挙運動だけをやればいい」と称して組合員の「イラク戦争反対」の声を抑圧してまわったのが、AFL ―CIO(アメリカ労働総同盟産別会議)指導部なのだ。こうした既成労組指導部の腐敗のゆえにこそ、アメリカ労働者階級の闘いは窒息させられてしまっている。
 イギリスでは、米軍のファルージャ総攻撃にたいして、二十五都市で抗議デモがくりひろげられ、ブレア政権を揺るがしている。
 こうして世界各国で反ブッシュ・反戦≠フ気運が一定程度は盛りあがりつつある情況のもとで、しかし、わが日本の地では、既成反対運動指導部がアメリカのイラク軍事占領に反対する大衆的な闘いをなんらつくりだしていない。口先では自衛隊のイラク撤退を要求すると言いながらも、「国連決議がある場合には日本の海外における武力行使を可能にする」と称して憲法第九条の「改定」を主張しているのが民主党である。この民主党への支持を組合員に強要しているのが「連合」労働貴族どもなのだ。そして、これらの「改憲」勢力とのちがい≠口にしながらも、日本共産党および社民党は、「自衛隊のイラク撤退」を政府に要求する国会内での共同≠追い求めているという体たらくなのである。
 こうした既成反対運動の瓦解をのりこえて、わが同盟とその指導のもとにたたかう戦闘的・革命的な労働者・学生は、反米・反占領闘争をたたかうイラク人民と連帯してイラク反戦・反安保闘争を職場・学園から創造しているのだ。

(4)
 わが同盟は、日本の、そして全世界の労働者人民に訴える。
 わが日本の労働者・人民は、〈アメリカ帝国主義のイラク軍事占領反対! 戦乱のイラクから日本軍は撤退せよ!〉のスローガンを掲げてたたかおうではないか!
 日本共産党中央は、「真に国連中心の枠組みのもとで、イラク国民の自主独立の国づくり」を支援するための外交政策をとるべきことを日本政府や各国政府にお願いしている。だが、「自主独立の国づくり」への「応援」などと主張しているとしても、現に反米・反占領闘争をくりひろげているイラク人民と連帯してたたかうという方向を、彼ら党官僚は決して口にしない。イラク人民の反米ゲリラ闘争を腹の底では「テロ」とみなし、民族解放闘争を「暴力」として否定しているからなのだ。わが同盟の批判とこれに共鳴する日共党員の党中央への反逆の拡大を恐れているがゆえに、今日では反米ゲリラ戦=テロと公然とは言わないようにしているだけのことなのである。
 そもそも、各国政府にたいして国連中心で「イラク復興」を支援していくなどという代案は、国連安保理決議一五四六の全会一致の採択によって、その観念性をさらけだしているではないか。それにもかかわらず、フランス・ドイツ・ロシア・中国というイラク戦争における「非戦」グループの各国権力者への期待を煽ることほど犯罪的なことはない。
 われわれは、今なお国連への幻想にしがみついている日本共産党中央を弾劾してたたかうのでなければならない。
 われわれは、米・英をはじめとした全世界各国の労働者・人民に呼びかける。アメリカの労働者・勤労人民は、ブッシュ政権による「反テロ」USA愛国主義の鼓吹に屈服したAFL ―CIO指導部の腐敗を暴きだし、反ブッシュ・反戦の闘いをまき起こせ! 諸君の同胞を、とりわけヒスパニック・黒人などの貧困層を、戦場に送りこんでいるブッシュ政権を今こそみずからの力で打倒せよ!
 われわれはムスリム人民に声を大にして訴える! 今こそイラク・中洋人民はイスラミック・インター ―ナショナリズムにもとづいて反米闘争を組織せよ!
 いま占領打破・米傀儡政権打倒をめざしてたたかいぬいているイラク人民のレジスタンスは、まさしく「一超」軍国主義帝国アメリカの暴虐を許してしまっている米・欧・日本などの労働者階級の闘いの弱さを告発する意味をももっている。全世界の労働者・人民は、このイラク・ムスリム人民の闘いを支持し、彼らと連帯して世界各地からイラク反戦闘争の国際的高揚をかちとるために奮闘しようではないか。わが同盟は、その最先頭でたたかいぬく決意である。

二〇〇四年十一月十六日 
Top
 
   

11・14東京 労学が米大使館を包囲

闘うムスリム人民と固く連帯

11月14日、芝公園23号地から米大使館に進撃
11月14日、抗議団を先頭に米大使館に向かって
怒りを叩きつける労学

11月14日、全学連が東京銀座で街頭情宣
 十一月十四日、首都・東京において、全学連と反戦青年委員会は、米軍のファルージャ総攻撃・人民大虐殺にたいする煮えたぎる怒りに燃えて、アメリカ大使館を包囲する一大デモンストレーションを断固として敢行した。
 ハイテク大量殺戮兵器を駆使しての米軍の総攻撃によって、一〇万人の人民がジェノサイドの危機にさらされている。ファルージャは、いまや二十一世紀のゲルニカと化している。これにたいしてスンナ派武装勢力を中心とするムスリム民衆は、決死の対米軍ゲリラ戦を挑んでいる。
 この決定的局面において、米軍のファルージャ攻撃に反対する闘いを放棄し、「和解と協力の政治解決」なるものをほざいているのが日共官僚なのである。それどころか、彼らはゲリラ戦をたたかう人民を「テロリスト」と烙印し敵対しているのだ。この日共翼下の既成反対運動をのりこえ、わが戦闘的・革命的労働者・学生は、〈反米・反アラウィをたたかうムスリム人民と連帯してたたかおう!〉という革命的スローガンのもとに、イラク反戦の巨大な火柱をぶちあげたのである。
Top

    

米軍のファルージャ大虐殺弾劾!

今こそ〈ブッシュの戦争〉を阻止する国際反戦闘争を!

リード
 おお、ファルージャよ! 爆撃音が耳をつんざき、夜空が赤黒く染めあげられた。奇声を発しながら米軍兵士どもが動くものすべて≠ノ銃弾をあびせかける。民衆の血叫び!――侵攻した米軍を撃退した四月いらいイラク人民の抵抗闘争のシンボルとなってきたこの都市をまるごとせん滅する攻撃が、現にいま強行されている。なんという狂気の沙汰か。下手人=ジョージ・W・ブッシュを断じて許すまじ!
 アメリカ大統領選挙で数かずの不正の手口を弄して再選をはたしたことに驕りたかぶったこの戦争狂いが、国連事務総長アナンの中止要請を歯牙にもかけることなく強行したファルージャ総攻撃こそは、「一超」軍国主義帝国が全世界を暗黒と戦乱に叩きこもうとしていることを再び三たび鮮明にしたのだ。もはや一刻の猶予もならない。反占領・反米レジスタンスを果敢にたたかいぬいているイラク・ムスリム人民と連帯して、労働者・人民はいまこそ起ちあがれ! 〈ブッシュの戦争〉を阻止する一大闘争の嵐を全世界でまきおこせ! ファルージャ人民総せん滅戦への全面的支持を即座に表明した小泉、この恥しらずの政権の足もとから、〈イラク反戦・反安保・改憲阻止〉の炎を燃えあがらせよ!

見出し
ファルージャ人民せん滅戦に狂奔する現代版十字軍

イラク全土での反攻に決起するムスリム人民

アラファト謀殺とパレスチナ分断の策略

孤立化するブッシュ帝国と忠犬ポチ公政権

ムスリム人民と連帯し暗黒の21世紀を突き破る闘いを

 次へ  前へ

戦争63掲示板へ



フォローアップ:


 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。