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イラク各地で武装勢力が反撃、爆弾や銃撃で死者相次ぐ
【カイロ=長谷川由紀】米・イラク軍によるイラク北部モスルの掃討作戦が続く中、イラク各地で17日、武装勢力によるものとみられる攻撃が相次いだ。
北部バイジでは、市場近くで警戒中の米軍車両を狙った車爆弾攻撃に続いて銃撃戦が起き、女性や子供など15人が死亡、少なくとも22人が負傷した。中部ラマディでも、米軍部隊と武装勢力が交戦し、空爆などでイラク人9人が死亡、15人が負傷した。
バグダッド北方サマッラでは、武装勢力がトラックをロケット砲などで攻撃、トルコ人運転手2人が死亡。首都南方イスカンダリーヤでも道路に仕掛けられた爆弾で、国家警備隊の車両が大破、警備兵2人が死亡、3人が負傷した。
ロイター通信によると、西部ルトバで14日に武装勢力がホテルを襲撃し、ヨルダンでの訓練を終えて戻ってきたばかりのイラク人警官35人を拉致した。だが、警官らが「我々はビジネスマンだ」と主張したところ解放されたという。
(2004/11/18/01:03 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20041117i213.htm