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(回答先: ブッシュ大統領、Rice氏に国務長官になることを要請 投稿者 ke 日時 2004 年 11 月 16 日 08:35:41)
パウエル米国務長官が辞任へ 後任にライス補佐官と報道
米国のパウエル国務長官(67)は15日、国務省で記者会見し、ブッシュ大統領に12日に辞表を提出した、と発表した。長官は「後任が承認手続きを終えるまで留任する」と述べ、当面は職務にとどまる意向を示した。ホワイトハウス高官の情報として、ブッシュ大統領は後任にライス大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を選んだ、と米主要メディアが一斉に報じた。16日にも正式に発表される見通し。ライス補佐官の後任には、スティーブン・ハドレー副補佐官が昇格する見込みだ。
ライス補佐官が就任すれば、女性としてはクリントン政権のオルブライト元国務長官に次いで2人目、アフリカ系としてもパウエル長官に次いで2人目となる。ライス氏はブッシュ大統領の側近中の側近として知られる。中東和平問題のほか、対日・対中関係、北朝鮮問題などアジア外交では未知数の面も多い。
強硬派や新保守主義(ネオコン)の多い政権内で国際協調路線をとってきた長官の辞任は、2期目のブッシュ外交に大きな変化をもたらすことは確実だ。新長官の就任には上院の承認が必要で、新たな外交チームが固まるまでは北朝鮮の核問題をめぐる6者協議や、中東和平の仲介外交が停滞することも予想される。パウエル氏の右腕で対日人脈を握るアーミテージ国務副長官も退任する可能性が高いが、正式な発表はない。
パウエル氏は会見で、今後の米外交の課題として、地球規模の対テロ戦争、アフガニスタンとイラクの安定化、中東和平の活性化を挙げた。同盟強化の重要性についても触れ、北朝鮮やイランの核開発問題をアジア、欧州の同盟国と協力しながら解決する必要性を強調した。辞任のタイミングについては「大統領にはかねてから1期務めるとの意向を伝えていた」と述べた。辞任後の活動は未定としている。
パウエル氏はジャマイカ移民の子としてニューヨークで生まれ、陸軍で頭角を現した。レーガン政権の大統領補佐官(国家安全保障担当)を経て89年に制服組トップの統合参謀本部議長に就任。91年の湾岸戦争を指揮し、国民的な英雄になった。ブッシュ政権でアフリカ系として初めての国務長官に就任した。
(11/16 10:33)
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http://www.asahi.com/international/update/1116/002.html