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ファルジャ攻撃:制圧最終段階に 武装勢力400人を逮捕
毎日新聞 11月15日
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20041115k0000e030050000c.html
【カイロ小倉孝保】AP通信などによると、イラク暫定政府のアラウィ首相は14日、地元テレビ局のインタビューに応じ、中部ファルージャ制圧作戦で外国人を含む武装勢力約400人が逮捕されたと述べた。米軍とイラク軍は制圧の最終段階に入っており、首相は「ファルージャはもはやテロリストの天国ではない」と語り、作戦成功への自信を見せた。一方、イラク駐留米軍は制圧作戦による米兵の死者が38人になったと発表した。
逮捕された外国人武装勢力の国籍について同首相は、シリア、サウジアラビア、アフガニスタン、モロッコを挙げた。また、7日から閉鎖されていたバグダッド国際空港を15日に再開、シリア国境1カ所を除き、閉鎖していた国境をすべて開くことを明らかにした。
アラウィ首相が制圧作戦の成功を強調した形だが、ロイター通信によると、ファルージャ市内には多数の市民が取り残され、路上には多くの遺体が放置されている。イラク赤新月社が市郊外でトラック7台に救援物資を積んで待機しているが、米軍は市内に入ることを依然許可していない。
AFP通信によると、イラクのアルワン保健相は、赤新月社がファルージャ市民の窮状を指摘していることについて、「根拠がない」と発言。「一般市民の犠牲者は非常に少なく約20人だ」などと語った。またファルージャの米海兵隊大佐はロイター通信に対し、「われわれが市民への物資を持っており、赤新月社の救援物資は必要ない」と述べた。
各地での武装勢力の動きも活発で、AP通信によると、北部モスルでは知事宅が放火された。バグダッド北方のバイジでは武装勢力と米軍が交戦、6人が死亡した。バグダッド中心部でも迫撃弾による攻撃や銃撃戦が相次ぎ、少なくとも民間警備員1人が死亡した。また、イラクに部隊を派遣しているポーランドの大使館が数十人による銃撃を受けたが、負傷者はなかったという。
毎日新聞 2004年11月15日 13時26分