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(回答先: 少しは歴史から学びましょう。 投稿者 高弘 日時 2004 年 12 月 05 日 12:04:04)
高弘さん、こんばんは。
あなたは歴史から何を学ばれたのでしょうか?
アメリカの歴史は他民族の虐殺の歴史ではありませんか?
イギリスから渡った人々は西へ西へと侵略虐殺を繰り返し、
今、世界中を恐怖政治の下に支配しようとしているのではありませんか?
アメリカの本質は軍事による世界支配であり、それを「自由と民主主義」
という幻想でごまかしているだけではありませんか?
その幻想を持たせる為に、旧ソ連が果たした役割は巨大でしょう。
スターリンは、あらゆる意味でアメリカを支えたと思います。
我々は表面上の対立をそのまま鵜呑みにし過ぎていませんか?
この事が私が最も訴えたい事です。
つまり、好敵手を常に自ら作り出し、それとの戦いを装う事によって
権力は安泰になるのです。
世界で最も権力を持っている人物は一体何を考えているだろうか?
という事が私の思考の中心にあります。
この思考こそが最も手っ取り早く世界を読み解く方法であると思います。
あくまで仮説にしか過ぎませんが、様々な仮説を立て
その中で「これは違う」というものを消去していけばいいのですよ。
戦争を起こすには「自国が被害を受けた」という事件を起こせばいいのです。
戦争を起こす為に事件を起こすのであって、
事件が起きたから戦争になったのではないのです。
売上を伸ばしたい軍需産業が何をしているかと想定する必要があるのです。
フセインは格好の好敵手でした。
今、フセインは拘束されておりますが、結構優雅な生活だそうですよ。
一方、イラクの人々は、反米感情を持った人々は容赦なく殺されていっております。
であるならば、フセインは死刑になるのでしょうか?
あるいは、なるかも知れません。
しかし、もし死刑にならなかったとしたら?
どう解釈するべきでしょうか?
多くのイラク国民にとって、今よりフセイン時代の方がはるかにマシな状況だった
でしょう。
経済制裁はありましたが、それは、フセインに対して懲罰的な意味合いで
国連が発動したものです。
イスラエルには対してはアメリカの拒否権がある為に何も制裁措置は無いにも
関わらすです。
このダブル・スタンダードを我々は見せつけられているのです。
経済制裁の責任をフセイン一人に押し付けるのは無理があるでしょう。
アメリカがイラクに民主主義をもたらすのでしょうか?
私には混乱しかもたらしていないように見えます。
シーア派の一部が米軍に協力しているのは、この際に、スンニ派を
弾圧しようとしているのでしょう。
アメリカが内戦を生み出しているのです。
>少しは歴史から学びましょう。
>http://www.asyura2.com/0411/war63/msg/1546.html
>投稿者 高弘 日時 2004 年 12 月 05 日 12:04:04:xZLbWxvRf/mrs
>(回答先: 予想の根拠 投稿者 ワヤクチャ 日時 2004 年 12 月 04 日 16:30:18)
>ワヤクチャさん、貴方はいちいち根拠を示さなければ納得できないのですか?
はい。
根拠なしに納得するのは宗教であり、私は宗教を否定する者です。
また、立論の根拠を示す事は議論をやっていく上での基本だと思っております。
>少しは歴史から学びましょう。
歴史の中に根拠があれば、それを学びます。
>政治音痴ではないか?と勘繰ってしまいますよ。
あなたは、どのような歴史を学び、政治音痴から免れているのでしょうか?
あなたは歴史からどのような教訓を学ばれたのですか?
私とは随分と考えが違いますので、私とは違う教訓を学ばれているだと思います。
その事をおっしゃっていただけませんでしょうか?
あるいは、「なるほど」と思うかも知れません。
「学びましょう。」と一般的に言われましても、一体、何をどう学んだら
あなたのようなお考えになれるのか皆目検討が付きかねます。
何卒、ご指導ご鞭撻賜りますようよろしくお願い申し上げます。
>この2年間の政治の流れから、今後の状況は容易に推測できます。
どのような推測なのかできるだけ詳しくお聞きしたいです。
よろしくお願いします。
>賛成派なら自分の言う事は容易に理解できます。
いえ、私は米軍の占領に反対している者であるので
あなたのおっしゃる事がさっぱり理解できませんと再三申し上げているつもり
なのですが。
その前提はおかしいのでは?
創価学会員が「創価学会に入れば今私が言っている事が理解できる。」
と言っているのと似ているような気がしますが。
「だから、私は創価学会には入りたくないのですよ。」
と言ったら、「あなたは逃げるのか?」と言われました。
ああ、この人にどう言えば解ってもらえるのか?と非常に苦労しました。
>根拠を示さなければならないような特殊な言い回しはしていません。
特殊では無いですが、私は納得できないから根拠を示していただきたいのですが。
>それにも関わらず『その根拠は?』を連発しているのは、
>単に難癖を付けたいからでしょう。
いや、そうではなく、納得できる話であれば納得したいからです。
>分かり切っている事はいちいち説明しないし、
あなたにとって「分かりきっている」だけであり
私にとっては分かりきった話ではありません。
>こちらが説明しても更に『その根拠は?』と
>貴方が聞き返してくるのは容易に推測できます。
もちろん、聞きます。
納得する為です。
本当は納得していないのにウソをついて
「分かった。分かった。」って言って欲しいですか?
>自分で良く調べましょう。
なんで、私があなたの論の正しさを証明する為に調べなければならないのですか?
正しそうに見えないのに。
そんな無駄になるかも知れないことは「まっぴら御免の助」です。
>それでも分からないようなら、その時にできる範囲でお答えします。
期待しております。
>>>小泉政権が何時まで持つかは分かりませんが、与党サイドから
>>>自ら不利になるような時期に選挙に打って出る訳は無いので、
>>でも、あなたからその言葉が聞けるとは思いませんでした。
>>つまり、与党は今不利なんですね?
>与党が不利だと言う訳ではないです。
では、不利では無いのですか?
>わざわざ不利な時期を選んで選挙はしないと、言っているのです。
それは一般論であり、正しいですが、一体、今は不利なのか不利で無いのか
にはお答えいただけないわけでしょうか?
あなたの評価をお聞きしたいのですが。
>国会を解散するのは、現時点では過半数を持つ与党にしかできませんから、
>解散総選挙は与党サイドにとって一番有利だと思う時期を選ぶでしょう。
しかし、国会が国民世論からかけ離れていると思われるようになれば
政治不信を払拭する為にも解散しなければならないようになるのでは?
国論が二分したら信を問わなければならなくなるのですよ。
例えば、自衛隊員がどんどん殺されるような事態が発生した場合などです。
>今年の参院選では、自民党は民主党に獲得議席で負けているし、
>『イラク問題』で揺れる時期が過ぎるまで選挙は避けたいでしょう。
という事は、今は「イラク問題でゆれているから」今、解散をする事は
不利だと言う事ですね。
やはり、小泉外交は批判が多いという事ですね?
>任期満了近くまで解散は避け、イラク復興が成し遂げられた時期を見計らって
>解散総選挙に打って出るのが定石でしょう。
そうできればいいですが、そうは問屋が卸してくれそうもありませんが。
戦争の終結のメドも無いし、1月の選挙の実施も絶望的なのに、
イラク復興のシナリオがどう書けるとおっしゃるのでしょうか?
アメリカは反米勢力を根絶やしにして選挙に間に合うようにしようとしたが
見事にそれに失敗しているのではありませんか?
ファルージャのような大規模な事をやればそうしても情報は漏れるし、
悲惨な状況は世界中で反米感情を高揚させているわけですよ。
イスラム教徒や反戦派を中心にですね。
>それでも選挙をやれば議員の身分を失う可能性があり、選挙資金だって馬鹿になりませ>ん。
やはり、負ける可能性もかなりあるという事ですね。
自信が無いわけだ。
どうして自信が無いのでしょう。
まあ、私は無くて当然と思いますけど。
あなたの口から自信なげな言葉が出るという事はどうお考えなのか?
と聞いてみたいのです。
>>どっちにしても当分選挙は無いです。
選挙をさせるように反戦運動を盛り上げていきたいと思います。
>>米軍がじりじりと負けていく姿を静観しておいて下さい。
>>反戦派が増えていく事を静観しておいて下さい。
>>あなたが静観する事は世界人民の利益に適います。
>米軍は負けませんよ。(説明は不要ですね)
必要です。
戦争は武器だけでやっているのではありませんよ。
国際世論の渦中でやっているのですよ。
国際世論がアメリカに対する批判を強くするようであればアメリカも撤退を
考えざるを得ません。
>それに反戦派は打つ手なしのジリ貧状態でしょう。
米軍が反戦派の「やらねばならぬ。」という気持ちを高揚させているのです。
長壁さんの文章を読んでもそれは感じられると思うのですが。
>イラク全土はアメリカの影響下にあります。
何%ですか?
100%ですか?
支配率は100%ですか?
100%とは既に戦争が終わっている状態です。
様々な抵抗がある内は100%とは言えません。
レジスタンスは何人ぐらいいるとお考えですか?
米軍の15万人に対して。
米軍の攻撃が行われれが行われるほど、今までレジスタンスで無かった
人々も怒りからレジスタンスになると思われませんか?
米軍はファルージャにおいて住民を逃がさないという致命的な誤りを犯しました。
こんな事をすれば米軍に対する怒りは極点に達したでしょう。
>テロは一般市民に潜み、ゲリラ的な攻撃を仕掛けてくるので
>根絶は容易ではありません。
テロではありません。
レジスタンスです。
テロとは非戦闘員に対する攻撃であり米軍に対する攻撃はテロとは呼べません。
ブッシュや小泉はテロという概念を曖昧にしているのです。
>でもだからと言って、反米武装勢力が政治的な勝利を収める事はまず無いのです。
何故?
>北アイルランド・パレスチナ・カシミール・チェチェンあらゆる地域で
>テロは発生していますが、政治的な勝利を収めるのは難しいのです。
>イラクもこれと一緒です。
何故?
>姿を隠し破壊活動を続けている内は、勝利する事はありません。
米軍が持っている武器に対して戦う為には奇襲的・散発的な攻撃しかありません。
レジスタンス側はこういう戦術を延々と続けるでしょう。
そして米軍は根負けするのです。
いつ、どこで殺されるかも知れないという恐怖の中で
米軍の厭戦気分は日増しに高まっているでしょう。
戦争における兵士の心理というものはとても重要な要素だと思いますよ。
ベトナムではそれで米軍は敗退したと思います。
「ハーツ・アンド・マインズ」というベトナム戦争の記録映画が昔ありました。
今の「華氏911」で使われていたような手法が多く使われておりました。
肉親の死に大声で泣き叫ぶベトナム人の映像の後に
アメリカ政府高官が「ベトナム人には感情があまり無い。」などとうそぶく
発言が映されたりしておりました。
とりあえずこの辺でおきます。
実りある議論をしていきたいものです。
よろしくお願いします。