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□イラクの治安悪化で武器の闇市場価格が上昇 米軍は治安悪化を狙う [ML アラブの声]
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イラクの治安悪化で武器の闇市場価格が上昇 米軍は治安悪化を狙う
2日付のロンドンで発行するアラビア語紙アルクドゥス・アルアラビーが報じた。
治安と政治状況の悪化により最近イラクでの武器の闇取引価格が上昇した。ファッルージャの住民、ムトイブ・ドレイミー氏は語る。「米軍と政府軍がファッルージャやモスル、ラティーフィーヤに攻撃したため武器の需要が増した。以前はイラク全土の武器市場に豊富な在庫があったが、米軍の攻撃が始まると、武器商人たちは武器が押収されるのを恐れて隠すようになった。治安の悪化で、ギャングから家族を守るために特に拳銃やクラシニコフ銃などの小型武器の需要が増した」
「武器商人たちは米軍と政府軍の武器捜索に対して自宅内外に秘密の倉庫を設け逃れている。武器商人が扱うのは軽火器だけでなく、RBG7や臼砲、地雷、手榴弾など重火器もある」
バグダードのアル・キファーフ通りのマハムード・オベイディー氏は語る。「武器の入手源は、戦争後に旧イラク軍が保管していた武器庫やキャンプだ。また戦争中にイラク軍は大量の武器を空襲から守るために学校に運び保管した。その後これらの武器は在り処を知っている者たちの獲物となった。占領後に現れるようになった別の入手源は、イランだ。一部は親イラン派のシーア派組織に送られてくる。組織のメンバーはこれを闇市で売り飛ばす。多数のイラク人とイラン人の武器密輸商人は、米製銃M16やイスラエル銃オージーや小型拳銃など人気の高い武器を仕入れてくる。米国製武器は、抵抗勢力や民間警備会社に需要がある。M16の価格は千ドルを超え、米製拳銃は2千ドルだ。バグダードを初めとする諸都市の住居には膨大な量の武器があり、売り手と買い手が公道やコーヒーショップなどで取引している」
旧軍将校のアハマド・アリー中佐は指摘する。「正確な目的は不明であるが、米軍はファッルージャやモスル、ラティーフィーヤなどへの軍事行動を通じて、治安状況の緊張を高めることに執着している。米軍はこのような軍事行動が僅かな期間しか抵抗勢力の活動を抑えることが出来ず、すぐにまた抵抗活動が再開されることを知っているのに! 誰も占領軍とイラクに敵対する勢力が、目的達成のために何を計画しているかを知らない。米軍は当初からイラク国家の武器庫を支配することが可能であったのだが、盗賊たちが狂奔するのを放置したのだ。その理由には、出来るだけ長期間イラクに残留する口実とするために治安の悪化を助長させることがあるようだ」
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このような指摘は西側メディアによっても報道されている。
アラブの声ML 齊藤力二朗
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