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わりたくないと思っているようだ。どっちみち法律上有効なものとはならないだろう。選挙に参加する政党は、数ヶ月前まで統治評議会を構成していた連中とまったく同じ――アラウィのグループ、チャラビのグループ、 SCIRI(イラク・イスラム革命最高評議会)、ダーワ党などなど。アラウィは、いかにいい格好をしてみせようとも、ファルージャの一件以来おぞましい人物に変貌した。彼が政権についている限り、アメリカはイラクを占領し続けるだろう。そのことはもう、みんな思い知っている。アラウィは、ブッシュのお気に入りだ。何度も何度もそれを見せつけられて、アラウィの政府から何か独自の見通しが出てくるかと待ち続けるのは、もうみんなうんざりしている。
この頃、寒くなった。外出するときは、上着がいる。バグダードの空っ風の寒さは有名。吹きはじめるのはもっと後だが、いったん吹きはじめるや、どこまでも――骨の髄までも吹き込んでくる。ここ数週間、私は灯油ストーブと仲良し。日はどんどん短くなり、暗い季節が始まると少しばかり気が滅入る。特に停電のときは。まだ燃料不足なので、以前のように発電機を使えない。
バグダードに住む人々すべてが深い疲労にからめとられているようだ。疫病が蔓延しているようだと感じることがある。
午後10時10分 リバー
(翻訳:池田真里)
http://www.geocities.jp/riverbendblog/