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ファルージャ壊滅、街に数百の遺体 電気・水道も止まる
米軍とイラク暫定政府が攻撃を続けているイラク中部ファルージャに、イラク赤新月(赤十字)社は13日、医師らでつくる緊急援助団をファルージャに派遣した。援助団は、水や食料などを積んだトラック5台と救急車3台で市内に入ったが、米軍は「危険すぎる」と市街地での活動を拒否した。このため、ユーフラテス川をはさんで市街地の対岸にある米軍占領地域の総合病院で待機し、市街地入りを求めて米軍と交渉を続けている。
援助団によると、市街地の様子は病院からも見えるという。バグダッドの本部に入った連絡では、市街地では銃声が続き、家屋はほとんどが破壊されている。路上のあちこちに遺体が放置されている。野犬が遺体を食べる姿も目撃された。電気、水道の供給は止まっているという。
ファルージャ在住のアリ・アッバス医師は12日、「何百もの遺体が街に転がっているが、だれも手を出せない。水も食料も電気もなく治療もできない。助けを求めたい」とカタールの衛星テレビ局アルジャジーラの電話取材に叫んだ。
赤新月社のアハマド・ナセル災害対策部長は14日、朝日新聞の電話取材に「状況は破滅的だ。援助活動に入れるよう、戦闘を1時間でも止めてほしい。そして、国際社会の助けを強く求めたい」と話した。 (11/14 22:43)
http://www.asahi.com/international/update/1114/005.html