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【ワシントン=菱沼隆雄】米政府高官が3日明らかにしたところによると、ブッシュ大統領はラムズフェルド国防長官に政権2期目での残留を要請し、長官も続投を受諾した。
穏健派のパウエル国務長官の辞任は決まっており、来年1月からの第2期ブッシュ政権では、タカ派の国防長官の留任で強硬な外交・安全保障政策が定着するとの見方も出ている。
ただ、ラムズフェルド長官が第2期政権の途中で辞任する可能性は捨てきれず、続投が当面の間にとどまる可能性もある。
米メディアによると、大統領がラムズフェルド長官に留任を要請したのは11月29日。同高官は大統領からの留任要請について、「我々は(従来と)異なる戦争を進めており、この戦いに勝つことが決定的に重要だ」と語り、イラク復興など大きな課題が残っている現時点での国防長官交代は望ましくないとの判断を示した。
(2004/12/4/13:58 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20041204it03.htm