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(回答先: 米大統領「国連、資金疑惑解消へ情報開示を」 [日本経済新聞]【イラク石油食料交換計画;父親を貶める気か!(笑】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 12 月 03 日 13:44:11)
所謂、国連のオイルフードプログラムに於ける不正だが、ブッシュが本気でこの問題を追及するとはとても思えない、先ず国連がイラクのSOMOを通じて日糧25万バーレルの原油を世界に販売しイラクの生活必需品及び油井整備等の部品などを調達すべく販売し、その収入は国連に全て入ることと成っていた。
しかし、現実はフセインの懐に入っていたのが国連の設定する原油価格の他に、サーチャージと称しての割増金を指定された銀行口座に振り込む事がイラク原油の購入条件とされていた、これがフセインの不正蓄財とされ問題視されていた、他にも、ヨルダン、イラン等を通しての原油の不正輸出だ、これは米国もイランに圧力を掛けた結果、イラン海軍による密輸原油タンカーの捕獲が数度行われ、米国の面目は保たれたが、国連のこの原油輸出には大きなカラクリガある、事実国連の原油を扱っていたのはロシア、フランス,中国であり、この原油の輸出先により夫々価格が設定されている、この価格が問題で例えば国連のイラク原油をヨーロッパの諸国が輸入するとWTIの価格よりもバレルあたり6ドルの値引き、米国が輸入すれば同じく8ドル引き、我が国などのアジアの値引きは僅か0.5ドルの値引きである。
之は米国のメジャーが国連のイラク原油を日本に持ち込めば自動的に1バレル当たり8ドルが利益となるのである、従って終盤米国は国連のイラク原油の取扱量は全体の80%を超えるとりひきをしていたのである、こんな状態である国連のイラク原油に付いてブッシュが本気で取り掛かれば当然、自国メジャーのイラク経済封鎖を利用した莫大な不当利益が表面化する、従って本気で個の問題が取り上げられるとは思われない。