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2004.12.02
Web posted at: 18:40 JST
- CNN
ワシントン(CNN) イラク駐留米軍が先月実施した中部ファルージャでの大規模な武装勢力掃討作戦で、現地の米海兵隊中尉がCNNとのインタビューに応じ、作戦は正式に開始されていないにもかかわらず、「始まっている」と虚偽の情報を与え、米国防総省がマスコミ組織の情報操作の疑いもあるとして調べていることが2日分かった。
インタビューは10月14日に実施。実際の作戦が始まったのはその3週間後だった。国防総省高官は、中尉の発言について「誤解を招いた。真実でない情報をCNNに報道させる行為だった」と説明している。
この問題では、米紙ロサンゼルス・タイムズが、中尉の発言を、イラク問題で米マスコミを情報操作しようとした周到な試みと報じ、CNNは国防総省に説明を公式要求していた。
国防総省報道官はこれに対し、米軍幹部などは記者をだますことを許されていないと回答。問題の経緯を把握すると共に、同様の「情報提供」が過去になかったかも調べていることを明らかにした。
中尉との会見は、米軍幹部が最初、CNNに持ち掛け、ファルージャ情勢で発生していることを「誰かにしゃべらせる」と説明し、実現していた。イラク駐留米軍幹部との会見では、異例の方式ともしている。
中尉はインタビューの中で、「部隊は出発した。砲火も受けている」と指摘。「航空機も終日、地域内に出動している。ヘリコプターも輸送任務に当たっている。非常に落ち着かない時間帯だ」などと述べていた。
ロサンゼルス・タイムズ紙は、この発言について、ファルージャの武装勢力に米軍の攻撃が近いことを知らせ、同勢力の反応を探るのが目的ではなかったかと指摘している。
米軍によると、10月14日時点での、ファルージャに関係する作戦段階は、攻撃開始のものではなく、攻撃を準備する性格のものだったとしている。
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200412020016.html