現在地 HOME > 掲示板 > 戦争63 > 1361.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: モラティーノスはベネズエラのクーデターに関する発言を頑として譲らず(BBC) 投稿者 ネオファイト 日時 2004 年 12 月 02 日 23:21:32)
イヤー、泥仕合なんです
近頃、私事に追われまくって、なかなか新聞記事を翻訳してご紹介するだけの時間が取れず、この話題についてはお知らせしていないのですが、現在、このスペイン外相モラティノスのテレビ番組での発言(アスナールがベネズエラのクーデターに加担していた)をめぐって、スペイン国会は大荒れです。
先日の3.11調査委員会でアスナールが「3.11陰謀論」をブチ上げて意気あがる国民党は、「モラティノスとの対話を一切拒否する」と息巻いています。これに対して社労党はモラティノス擁護に懸命ですが、すでに何度もお知らせしているように、社労党にしてもフェリペ・ゴンサレス元党首・元首相(実は今でも院政をひいている)がクーデター騒ぎの際にチャベスを非難していた経過もあり、あまり強くアスナールの旧悪をバラすこともできないわけです。
国民党にしてもあまり突付き過ぎてボロを出すことは避けるでしょうが、イジイジと3月14日の選挙で負けた被害者意識だけを前面に出してのサパテロ政府攻撃は、結局は損になるだけでしょう。まあ、泥仕合ですね。
一方のチャベスは、というと、モスクワ訪問の帰りに再度スペインに立ち寄って、昨日国王との夕食会を悠々と楽しんでいました。この様子を見て腹の底で「ザマミロ」とほくそえんでいることでしょう。