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11/29/2004
53歳のベトナム従軍経験者、イラク戦地へ
Times Leader紙2004/11/24付け記事より。全文を翻訳して以下に掲載。(この記事の背景事情を知るには、Knight Ridder紙2004/11/24付け記事「イラク、アフガニスタン従軍兵士の不足に苦慮する米軍」を参照)
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53歳のベトナム従軍経験者、イラク戦地へ(Vietnam veteran, 53, called to active duty)
AP通信
ペンシルバニア州プレザント・ユニティ:最後の戦闘参加から30年以上が過ぎた今、1人のベトナム戦争従軍経験者がイラクでの戦場任務に就くことになった。
月曜日、プレザント・ユニティ存住のポール・ダンラップ氏(53歳)は、ドラグーン作戦参加のため、テキサス州フォート・ブリスに旅立つ。
ダンラップ氏は、トランス・ウェストモアランド郡陸軍州兵C28通信大隊の軍曹を務めているが、1970年から71年の間に11ヶ月間ベトナムでの戦闘に参加して以来、ずっと実戦に参加したことはなかった。
「おそらく、少なくともこれから1年は、家族や孫、友人たちと会えなくなると思う」水曜日発刊のグリーンズバーグトリビューン紙のインタビューに、ダンラップ氏は答えた。「戦場に行くのは本当に久しぶりだ」
機械工のダンラップ氏は、11月に出征命令を受けた。
ダンラップ氏は、フォート・ブリスで2週間を過ごした後、クウェートの第1次103装甲部隊に加わる予定である。通信システムのエキスパートとして、彼の部隊は通信機材の操作と修理を担当することになる。
妻のメリー・ダンラップと、4人の子供、3人の孫を残して、戦地に赴くことになる。
「なんとかやっていけるだろうが、任期が長くなれば故郷が恋しくなるだろうな」ダンラップ氏は言った。「もっと心配なのは、家族が私の任務や、無事を確認する手段もなくどうやって過ごすだろうということだ。私自身より家族にとって遥かに辛いことになるだろう」
メリー・ダンラップの話では、19歳になる息子のティモシー・ジェイムズが、父親のイラク勤務を望んでいないという。
「息子は、父親が、他の人々と同じように、体力基準を通過できないように祈り続けてます」彼女は言った。
出会った頃から夫はずっと兵士だったと言いながらも、「53歳の体で、要求どおりの任務がこなせるのか心配しています」とメリーは話す。
出発を待ちながら、ダンラップ氏は家族と時間を過ごし、月曜にはキジ狩りに出かけた。
「妻や子供たちとは多くの時間を過ごしてきた」ダンラップ氏は語る。「これからもずっと家族と過ごすつもりだ」
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2004/11/53.html