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《ESPIO!》 プーチン政権が日本人取材者を弾圧!
http://www.asyura2.com/0411/war63/msg/1271.html
投稿者 クエスチョン 日時 2004 年 12 月 01 日 22:26:45:WmYnAkBebEg4M
 

《ESPIO!》 プーチン政権が日本人取材者を弾圧!
http://www.emaga.com/bn/bn.cgi?xp010617

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■プーチン政権が日本人取材者を弾圧!   Vol.329 11/30/04
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 先日来報告しているジャーナリスト・常岡浩介氏の動静

 http://www.emaga.com/bn/?2004110068820813001623.xp010617
 http://www.higashi-nagasaki.com/g_c/G60-03.html

であるが、「無許可取材」の容疑で、ロシア治安当局から三度目の
身体拘束を受けていることが判明した。
 現在取調べに当たっているのは、どうやら連邦保安局(FSB)

 http://www.fsb.ru/

のようだ。
 FSBは旧KGBの継承機関の一つである。
 「外国人滞在登録の不備」や「衛星携帯の不法所持」での微罪逮
捕は情報収集目的の“公安捜査”と目されていたが、やはり危惧し
ていたように徐々に容疑が本格化している。
 日本政府の外務省は常岡氏と連絡できる状態にあるが、その連絡
も滞りがちになっているという。 
 常岡氏はチェチェン情勢などをカバーするジャーナリストであり
、ロンドンに亡命中の元FSB将校アレクサンドル・リトビネンコ

 http://tchetchenieparis.free.fr/text/Litvinenko-15-5-02.htm 
 http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/europe/2154100.stm
 
とも連絡を取っている。
 同じくチェンチェン問題に取り組む高名なアンナ・ポリトコフス
カヤ女史は、今年の9月、毒殺未遂の危機に遭遇している。

 http://chechennews.org/archives/anna.htm
 http://media.guardian.co.uk/site/story/0,14173,1298488,00.html
 http://www.chechenpress.info/news/2004/10/18/05.shtml

 プーチン政権は目下、中央集権化を促進し、情報機関の強化を図
っているわけだが、ジャーナリストに対する露骨な弾圧は国際的な
非難を招くことだろう。
 


<参考>
・毒殺未遂
 混迷を深めるウクライナでも、親欧米派の野党ユシチェンコ氏が
何者かに毒を盛られた可能性が一部で指摘されている。 

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041030-00000009-san-int
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041126-00000246-kyodo-int
 http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/4041321.stm
 (顔面の著しい変容)

・情報機関の統合・強化
KGB復活?情報機関の統合検討 プーチン大統領、権力強化へ本

2004.07.28 朝日新聞朝刊 
 【モスクワ=横村出】ロシアのプーチン大統領が、情報機関の強
化を進めている。ソ連崩壊で解体された国家保安委員会(KGB)
の事実上の復活も視野に入っているといわれる。2期目の政権基盤
をより強化したい大統領の意向と、「旧KGB派」の思惑が一致し
た結果と見られる。
 KGBは、旧ソ連では共産党中央委員会に次ぐ権力機関といわれ
た。91年のソ連崩壊後、弱体な政治基盤で発足したエリツィン政
権は、旧KGBが権力を温存することを警戒し、国内の防諜(ぼう
ちょう)活動にあたる連邦保安省と、外国でのスパイ活動を担当す
る連邦対外情報局(SVR)に分割した。
 93年9月、モスクワの最高会議ビルを反大統領派が占拠する事
件が発生し、首謀者にバランニコフ元保安相ら旧KGB官僚が加わ
ったことが発覚。エリツィン大統領は戦車を出動させ内乱を鎮圧し
た後、保安省を連邦防諜局(FSK)と連邦国境警備局に分割し、
さらに弱体化をはかった。
 FSKはその後、連邦保安局(FSB)に改組された。旧KGB
出身のプーチン大統領は03年、情報機関の再編に着手し、まず国
境警備局をFSBに統合。今月11日に署名した大統領令では、F
SB長官職を閣僚待遇に格上げし、事実上の「省」として位置づけ
た。
 さらに大統領は、FSBのパトルシェフ長官に対し、組織改革を
3カ月以内に策定するよう命じた。関係者によると、対テロや経済
犯罪部門の強化のほか、国内と国外の情報活動の一元化が検討され
ている。FSBとSVRの大統合も視野に入れているといわれ、改
革案は「旧KGBに匹敵する権力機関の骨格を示す」(関係者)と
みられる。
 情報機関の強化について、政府は「テロとの戦いに効果的に対応
するため」と説明している。だが、政権内の旧KGB派の基盤強化
との見方も強い。プーチン大統領が後ろ盾の同派は、KGBを解体
したエリツィン前政権の改革派を一掃し、存在感を強めている。
 下院安保委員会のグドコフ副委員長は「情報機関はより正当な権
限と評価を与えられるべきだ。近い将来、FSBを保安省として復
権させなければならない」と語った。
 プーチン大統領の政治基盤が盤石な現状では、情報機関強化に対
する批判は少数派だ。しかし民主改革派は、野党を支持したロシア
の石油王ホドルコフスキー前ユコス社長の逮捕や、政権に批判的な
メディアへの締め付けといった最近の政権の動向と無関係ではない
とみて、警戒を強めている。民主派の前大統領候補、イリーナ・ハ
カマダ氏は「情報機関を政権の中枢に組み入れ、権力の維持装置に
する狙いがあるのは明らか」と語った。

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《ESPIO!》 東京大学からの規制
http://www.emaga.com/bn/bn.cgi?xp010617

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■東京大学からの規制           Vol.328 11/28/04
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 前々号で紹介した対談

 http://www.emaga.com/bn/?2004110060522226001329.xp010617

は東大駒場祭の企画として開催されたものである。その概要を掲載しておく。

 http://espio.air-nifty.com/espio/2004/11/post_9.html 

 対談テーマは「地方政治と『利益誘導』」ということだったが、
鈴木宗男氏は日歯連事件や小泉・プーチン会談について批判し、地
方新党の立ち上げなどにも言及した。
 実は事前に主催団体(というよりは東大当局)のほうから「鈴木
氏の弁明の場にはさせない」「(鈴木氏の)事件についてはできる
だけ触れないでもらいたい」「鈴木氏に対する糾弾も擁護も控えて
もらいたい(!)」等々の要請があり、実際、今更、事件のことを
根掘り葉掘りも聞いても仕方がない部分もあったので、以上のとお
りの対談内容となった次第である。
 本題に入る前に苦言を呈しておくが、大学が発言を規制している
ような印象を与えるのは好ましくないから、上記の要請があったこ
と自体一切触れないようにという、率直に言って手前勝手な「要請
」すらあった。それでは筆者のみが変な誤解を受けかねないので、
事後に経緯を書かない旨の約束は断じて拒否したのである。
 どうして大学がそんなに神経質になっていたかというと、一審で
有罪判決を受けた刑事被告人に、仮にも東大が弁明の場を与えたと
受け取られるのはいかがなものかという“極めて官僚主義的な”懸
念があったからに他ならない。事前告知やマスコミ取材が禁止され
たのはそのためである。
 弁明はさせない、事前告知はするな、撮影・録音・メモは不可と
いうのでは、まるで独裁国家の政治裁判のようだと学生にも指摘し
たが、東大はともかく、その方針に唯々諾々と従い、あるいはさし
て疑問に思わず、筆者に無体な要求をする学生のほうに、もっと大
きな衝撃を受けた。社会派のサークルで、学生も普通よりは意識が
高く、行動的なほうだと思うので、大げさかもしれないが、本当に
大変な世の中になっているということを実感する。鈴木氏を呼ぶと
いう発想自体はユニークで、評価できるだけに惜しい。
 無罪を主張している人間が命懸けで無罪を訴え、弁明するのはむ
しろ当然のことである。刑が確定したわけでもない。そもそも有罪
が確定したからと言って発言してはならないという道理もない。一
般論として、冤罪事件だったらどうするつもりなのか。東大の人権
感覚を疑ってしまう。鈴木氏の発言を評価、吟味するのは聞き手の
自由であり、責任でもあるから、変に気を回す必要などまったくな
い。
 当初、鈴木氏単独の講演を予定していたこの企画は、8月ころか
ら準備が進められていたようであるが、11月5日の有罪判決で事
情が一変(とはいえ公判日程は事前に分かるし、判決も十分予想で
きるから東大の対応も間抜けである)。内部向けのプログラムに鈴
木氏の名前が掲載されてしまった手前、今更取り消すのも変だとい
うことで、対談形式を条件に開催が許可された。急遽筆者に依頼が
あったのはそのためである。
 途中、何度か雲行きが怪しくなり、そんな中途半端な態度なら鈴
木氏始め周囲に迷惑がかかるから、企画は中止したほうがいいとも
筆者は進言したのだった。結果的に対談は大成功に終わったが、た
とえば、鈴木氏の名前は今も駒場祭のサイトに掲げられていない。

 http://www.a103.net/komabasai/55/visitor/klist.cgi?kind=%b9%d6%b1%e9%b2%f1%a1%a6%c6%a4%cf%c0%b2%f1

 というより、一旦掲げられていたものが、わざわざ削除されてい
るのである。

 http://www.a103.net/komabasai/55/visitor/kview.cgi?id=459

 鈴木氏を呼ぶからには名前を挙げるべきで、名前も挙げられない
のなら最初から呼ぶべきではない。実に無礼なのだ(駒場祭委員会
のミスらしいが、プログラムには「宗雄」と誤植されている)。
 上記のとおり1週間の準備期間しかなかったが、鈴木氏本人の著
作、批判本を購入・チェックし、関連記事や入手困難な資料につい
ては国会図書館等を利用し、今月5日の判決文にも目を通した。
 いちいち細かいことを言うようだが、これだけでも優に3万円の
経費と、時間と労力がかかっている。支給されたのは交通費500
0円。だからもっと寄越せとケチなことを言ってるのではなく、お
よそ人と話をするときには最低限それぐらいの準備が必要だという
ことを理解していない節が窺える。「調査なくして発言なし」が原
則である。事実さすがは鈴木氏。筆者のことを完全に調べ上げてい
る様子であった。
―グチを書いていたらキリがないので先に話を進めよう。
 判決で驚くのは受託収賄に係る「職務権限」に関する項で、「官
製談合」が一般的に存在することを次のとおり認定している点だ(
22ないし23頁)。

 本件当時、開建(野田注:北海道開発局開発建設部)が発注する
港湾工事の受注業者の決定は、指名競争入札等の形態を取ってはい
るものの、

・各開建において、港湾工事を統括していた農水・運輸担当の次長
が、毎年1月ころ、各港湾工事ごとに、落札させるべき業者(いわ
ゆる本命業者。以下「本命業者」という。)を記載し、本命業者を
決められない場合には、その欄を空白にした計画書案を作成し、こ
れを開発局港湾部長に提出し、
・同部長において、その案に検討を加えて、本命業者を決定して各
開建の担当次長に返送し、
・これを受けた各担当次長が、地元の建設業界事務局長らに、各工
事の本命業者名を教示し、
・同事務局長らは、本命業者に連絡して本命業者に選ばれた旨告げ
、その後、
・本命業者が他の入札参加業者と入札金額の調整をするなどして、
本命業者が当該工事を落札する

という方法で行われていた。開発局港湾部長の上記システムにおけ
る職務は、法律上の根拠を持たず、むしろ会計法規に反するものと
いえるが、開発局の慣行に基づいた職務であると認められる。


 
 つまり、鈴木氏一人を断罪すれば済むかと言えば、問題はそれほ
ど単純ではないのである。
 いわゆる「外務省ルート」、とりわけ対ロ外交を壟断したとの批
判については、鈴木氏の言う北方領土問題の「段階的解決論」(マ
スコミ的には「二島先行返還論」)が、是非はともかくとして少な
くとも一時期、日本政府の外交方針となっていた節が諸資料から窺
える。どうも糞味噌に批判されているきらいがある。
 対談中、今後の政治活動について質問した際に、実刑が確定すれ
ば刑を終えてから10年間は被選挙権がなくなる旨指摘したところ
、鈴木氏は「刑を終えるまで。選挙違反ではないので」などと訂正
したが、やはり報道のとおりのようだ。

 http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/archive/news/2004/11/06/20041106ddlk01040047000c.html
 http://www.houko.com/00/01/S25/100.HTM
 (第11条、11条の2)

 10年の月日は長い。鈴木氏は1948年生まれ。控訴・上告審
の期間、2年間の刑期(ただし一審判決では未決勾留日数220日
が参入される)を合わせると、鈴木氏本人が出馬するのは70歳前
後ということになろう・・・その間、たとえば松山千春氏が立候補
する戦略などもあるのか質問しようと思っていたのだが、以上のよ
うな応答振りで、つい聞きそびれてしまった。
 明日発売の「週刊現代」で藤本順一氏

 http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E8%97%A4%E6%9C%AC%E9%A0%86%E4%B8%80%E3%80%80%E9%88%B4%E6%9C%A8%E5%AE%97%E7%94%B7&lr=

が鈴木氏にインタビューした内容が、なんと4ページにわたって掲
載されるという。しかし、キャバレーでのホステスとの会話を交え
た庶民的な説明や、対ロ・対中政策に関する部分はカットされてい
るらしい。当該部分についてはESPIO!を参照されたい。

<参考>
・『財界さっぽろ』
 次の資料は『財界さっぽろ』という地元誌の2001年6月号に
掲載された記事の一部である。

 http://homepage3.nifty.com/argus/zaisatsu.jpg

 同年4月の自民党総裁選直後の解説で、今あらためて読むと、結
構深いことが書いてある。鈴木氏は当時野中氏を推していたわけだ
が、橋本氏に候補を一本化し、結果は惨敗に終わった。小泉政権が
成立、田中元外相が起用され、例のNGO参加拒否問題を皮切りに
、鈴木氏が失脚したという流れになっている。そういう事情もあっ
て、鈴木氏は橋本氏に対して複雑な感情を抱いているのかもしれな
い(あくまで筆者の勝手な印象ではあるが)。

・「赤坂夜塾」
 鈴木氏は最近、「赤坂夜塾」

 http://www012.upp.so-net.ne.jp/uragane/photo.index2.htm

でも講演していたらしい。マスコミ対応を見直しているようだ。

・『雷のち晴れ』
 控え室で鈴木氏から勧められたのがこの一冊。

 http://espio.air-nifty.com/espio/2004/11/post_8.html

 鈴木氏は駐日ロシア大使館における同書出版記念パーティーの日
程なども把握している様子であった。

・『戦後政治の崩壊』
 お勧めの一冊。

 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004308933/250-5569912-7607449

 山口二郎氏

 http://www.yamaguchijiro.com/

は鈴木氏ないしその政治手法を先鋭に批判する学者の一人である。
 「エコノミスト」(2002年7月30日号「鈴木宗男問題は戦
後政治の欠陥の象徴」)や『代議士とカネ』

 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022597259/250-5569912-7607449

における論考が参考になった。

・サークル顧問
 実は、事実上の主催団体の顧問を務めるのが、内山融・東大助教
授である。

 http://members.jcom.home.ne.jp/y-uchi/
 http://www.adm.u-tokyo.ac.jp/IRS/IntroPage_J/intro72237965_j.html

 「自民党政治の思想−『利益の政治』と『理念の政治』」(『大
航海』2001年10月号)や中国新聞記事(2001年10月3
1日付朝刊)等に目を通した。
 前掲『代議士とカネ』の執筆陣にも名を連ねている。
 内山氏は旧通産省出身で、「現代日本政治経済」「政策過程」が
研究テーマ。おそらく内山氏御本人が鈴木氏と対談されたほうが、
駒場祭に相応しい内容になっていたと思うのだが・・・どういうわ
けか筆者ということに落ち着いたのである。

<付記>常岡浩介氏近況
 http://www.higashi-nagasaki.com/g_c/G60-03.html

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