摘している。

「･･･参加者の一般公募も討論もない。政府がこっそりと人選した3,4人の有識者と竹中大臣が地元テレビ局の収録ルーム内で密室談義して、これを編集して放映する方式。･･･こうして収録した政府広報番組がこれから約2ヵ月間に20回も放映されるという。･･･予算額は非公開というが、大手代理店と随意契約を結ぶ事が内定している。この代理店は3年前のタウンミーティングを一回約1,900万円で請け負っていたので今回も同規模だと20回で約4億円。ちなみに長野県の田中知事の車座集会の費用は1回60万円である。･･･」
小泉政権と広告代理店の癒着である。「税金を返せ！」と叫ぼう。

　◇◆　政治倫理審査会での橋本元総理の弁明　◆◇

　「記憶にないが、客観的事実から考えると、私が受け取って滝川さんに渡したのだろう。･･･領収書を出さないと決めたことにも、収支報告書に記載しなかったことにも、全くかかわっていない。誰が決めたのかわからない。報告も受けていない」（12月1日付朝日新聞）。
これは大騒ぎの後でやっと11月30日に実現した、衆院政治倫理委員会における橋本元総理の弁明である。今国会の与野党対決の最大の問題の一つとされていた日本歯科医師連盟から自民党旧橋本派への１億円献金隠し疑惑が、こんな形で幕引きされようとしているのだ。

民主党は年明けの通常国会で改めて証人喚問を要求すると息巻いているが、そもそも証人喚問要求を自民党から突っぱねられ、とっくの昔に行われてしかるべき政治倫理審査会での答弁さえも会期末ぎりぎりまで引き伸ばされた。このことだけでも自民党に疑惑解明の誠意がないことは明らかだ。ここまでなめられて不正を追求できるはずがない。それにしてもこれだけ国民は怒っているのに野党第一党の民主党にさっぱり疑惑追及の意気込みが感じられない。なぜだろう。

この問に12月1日の日刊ゲンダイは次の通り答えている。
「･･･政治倫理審査会は11月29日に開かれるはずで与野党協議が進んでいた。ところが『日韓国会議員サッカー大会』と重なってしまった。日本の総監督は自民党の衛藤征士郎議員、キャプテンは民主党の樽床伸二議員で、中でも樽床議員は日本チームのエースストライカーです。その彼が政倫審で出場できなくなると、大幅な戦力ダウンになる。これまで2勝3敗で韓国チームに負け越していて今回は絶対負けられない。そこで政倫審の日程を1日ずらしたともっぱらなのです。･･･」
今国会での自民、民主の馴

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• Re: 天木直人・メディア裏読み(12月１日) 改めて問う、なぜ自衛隊派遣の延長なのか ほか ワヤクチャ 2004/12/01 22:33:43 (0)

　

　

　

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