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【パリ=奥村茂三郎】3月に起きたマドリードの列車爆破テロの真相を究明するスペイン議会の委員会は29日、アスナール前首相を証人喚問した。前首相は事故直後にイスラム過激派の関与に否定的だったことに関し「報告がなかったからだ」と情報操作を否定。スペインのイラク派兵への報復との見方についても「イラク戦争が原因ではない」と主張した。
スペインの首相経験者が議会の証人喚問を受けるのは初めて。5分の休憩を2回挟んだだけで午前9時から約11時間続いた喚問で、前首相は無表情ながら一貫して強い調子で情報操作やイラク戦争との因果関係を否定した。
前首相はテロの狙いについて「多くの犠牲者を出すことだけでなく、選挙情勢をひっくり返す目的だったと確信している」との見方を示した。事件直後に前首相が「バスク祖国と自由(ETA)」による犯行をほのめかしたことについては「選挙を有利に進めるためにETAを非難したというのであれば、それは違う」と説明した。 (12:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20041130AT2M3000530112004.html