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(回答先: Re: 民主主義も色々 投稿者 高弘 日時 2004 年 11 月 28 日 14:48:07)
イラク国民が米軍とレジスタンスのどちらに協力するかですよ。
私はレジスタンスに協力すると思います。
だから米軍は敗退し、「親米民主主義」は成立できないのです。
>Re: 民主主義も色々
>http://www.asyura2.com/0411/war63/msg/1061.html
>投稿者 高弘 日時 2004 年 11 月 28 日 14:48:07:xZLbWxvRf/mrs
>(回答先: 民主主義も色々 投稿者 ワヤクチャ 日時 2004 年 11 月 27 日 14:13:27)
>>代案は自衛隊と米軍を含む全ての外国軍のイラクからの撤退です。
>>内戦になるかも知れませんが、米軍とレジスタンスが殺し合いを
>>これ以上続けるよりはマシです。
>米軍の撤退というのは、イラク戦争賛成派の求める『代案』ではないのです。
米軍が撤退しないのであれば、延々とレジスタンスの米軍攻撃は続くでしょう。
米軍がイラクから叩き出されるのは時間の問題です。
正規軍は敵正規軍との戦いにおいてのみ威力を発揮するのです。
どこにいるか解らないレジスタンスとの戦いにおいて敗北するのは
ベトナム戦争によって証明されました。
アメリカはベトナム戦争からまだ本当には学べていないのです。
>今回のイラク戦争の目的は、湾岸戦争によって成し遂げられなかった
>フセイン体制の打倒およびイラクの民主化ですので、
>それを達成する為の代案が必要になります。
フセイン体制の打倒は既に達成されました。
アメリカはこの点で満足して撤兵すべきであり、
「親米民主主義」なるものをイラク国民押し付けるべきではないし、
そんなものをイラク国民は拒否するでしょう。
>そしてそれは武力制圧以外に選択肢が無いと判断したから、
>日本政府はイラク戦争の支持に回ったのです。
日本政府はブッシュの顔色を伺っただけであり、そこまで考えておりません。
イラクの民主化の為に武力制圧が有効かどうかなんて何も考えていないでしょう。
どこかにそういう論文でもありますか?
これは国会で質問してもらいましょう。
>>米軍のやり方でどんな民主主義が実現できるでしょうか?
>>反米勢力を皆殺しにした上での民主主義を狙っているのでは?
>>それは親米民主主義という異端なのでは?
>武装勢力が抵抗を続ける限り、米軍はこれを殲滅するでしょう。
米軍は既に敗走は始めたのですよ。
勝てないという事をあなたは認識すべきです。
>イラクでは今までイスラム教に反する行為はできませんでしたが、
>これからは『政教分離』政策によって、宗教が政治に口を出せないようになります。
いや、フセインによって押さえられていた宗教的欲求は強く噴出するでしょう。
フセイン政権以上に宗教色が高まるでしょう。
国民統合の最大のイデオロギーが宗教なのでそうなってしまうのです。
「政教分離」政策をシーア派が承認するはずがありません。
>よって今後イラクでは、『親米民主主義』は主流派になると考えます。
米軍が敗退するのでそうはなりません。
>>まさに、レジスタンスたちはこの親米民主主義にされまいと
>>抵抗しているのでしょう。協力できるはずがありません。
>レジスタンスたちの個人的な思想にいちいち付き合っていられません。
個人的ではありません。
反米はイラク国民の多くの集団的意志です。
>イラク国民の大半の人間は、我々日本人と同じように豊かな生活を求めます。
それ以前に反米があるのです。
>競争原理(民主化・自由化)により、レジスタンスたちは敗れ去ります。
思想以前にアメリカ憎しという事があるのです。
これほど強いものはありません。
肉親を米軍に殺された人がどう思うか考えればおのずと明らかです。