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ファルージャ:
米軍、武装勢力潜伏のモスク攻撃
【カイロ小倉孝保】イラク中部ファルージャで攻撃を続ける米軍とイラク軍は10日、武装勢力が潜むモスク(イスラム礼拝堂)を攻撃した。米CBSテレビは同日、制圧作戦が始まってからこれまでに500〜1000人の武装勢力が死亡したとの米軍側の見方を伝えた。一方、9日に拉致されたアラウィ・イラク暫定政府首相の親族は、いとこの妻も加え3人であることが判明した。
AP通信などによると、モスクで武装勢力が白旗を降った後、攻撃をしてきたため反撃。精密爆撃で尖塔を破壊したという。米軍はモスクが軍事利用されている場合は攻撃対象になると説明した。
武装勢力側はイラク軍兵士20人以上をファルージャで捕虜にしたことを示すビデオ映像を公表、「占領軍に協力するイラク軍兵士を捕らえた」との声明を伝えたが、ビデオの真偽は不明だ。
北部モスルでも10日、米軍・イラク軍が武装勢力と激しく交戦、ただちに夜間外出禁止令が発令された。モスルでは警察署が襲撃され警官3人が死亡するなど、武装勢力側の攻撃が激化している。また、ロイター通信によると、48時間閉鎖されていた首都バグダッドの国際空港は、さらに24時間閉鎖されることが決まった。バグダッド西部では同日、警察の検問所付近で自動車爆弾が爆発、警官や市民ら7人が死亡した。
バグダッド北方約180キロのバイジでは9日夜、武装勢力と治安部隊が激しく交戦、市民9人が死亡、24人が負傷した。夜間外出禁止令が出されたが、10日も武装勢力による迫撃砲などの攻撃が続いた。
毎日新聞 2004年11月11日 11時38分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20041111k0000e030056000c.html