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香田青年を殺害した「アルカイダ傘下の」、アル・ザルカーウィ一派をはじめとするテロリストの巣窟だ、というのが米軍のファルージャ侵攻の根拠であったが、当の米軍の司令官が「ザルカーウィはもう逃亡した可能性が高い」と認めている。それじゃ何で攻撃してるわけ?「民衆の海」の中に潜伏できるゲリラや「テロリスト」相手に、戦車や歩兵連隊を使った正攻法が全く無意味なことくらい、士官学校を出た指揮官だったら、よほどできが悪くたってとうにご存じだったはずだ。
さらにもう一つの大義名分であった「ファルージャを平定して来年1月の選挙を平穏に施行することを可能にする。」はこの分だと、全国に戦闘が蔓延して収拾がつかなくなる、というのが現地を知る識者のほぼ一致した意見である。
軍事的にも政治的にもまるで無意味な攻撃である。では一体何が目的で攻撃したのか?
やはり爆弾と砲弾とミサイルの在庫一掃(軍産複合体の要請)、それにイラクの不毛化だったんだろうね。やはり「伊の字」の国の国策とみるべきか。香田青年の遺体を星条旗でくるんだのは、今のイラクでみすみす誘拐される程ボーっとしたアメリカ人もまず見あたらないだろうから、お手軽な日本人をとりあえず拉致・殺害して、強引にアメリカのアホな大衆向けのメッセージに作り変えたものとしかいいようがない。ブッシュが口を開けば「ファルージャの殺人者を抹殺する」と言っているのも、すべてシナリオ通りなのだろう。結局香田青年は例によって例のごとく、自作自演のいいがかりによる「てこ入れ」戦略のために「犠牲の子羊」として捧げられたと見るべきだろう。