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【カイロ=岡本道郎】ロイター通信によると、イラク中部ファルージャへの総攻撃作戦を行っている駐留米軍は10日朝(日本時間同日午後)から、市内で砲撃を開始した。市中心部でも米軍戦車部隊と武装勢力の間で激しい戦闘がおきている。これに先立ち、AP通信は、米軍とイラク軍が市内の北半分を制圧する勢いと報じた。
しかし、米軍司令官は、総攻撃で身柄拘束を目指していた、一連の反米テロの首謀者とされるヨルダン人テロリスト、アブムサブ・ザルカウィ容疑者が攻撃前に逃走した可能性が高いとの見方を示した。
米軍発表(日本時間10日午前零時半現在)によると、8日の作戦開始以降、米兵10人、イラク兵2人が死亡した。武装勢力側にも多大な損害が出ている模様だ。
米軍主体のイラク駐留多国籍軍の作戦責任者、トーマス・メッツ司令官(米軍中将)は9日、バグダッドからのテレビ会見で、「なお数日間の激しい市街戦が見込まれる」と述べた。
メッツ司令官は、市内に潜伏しているとみられていたザルカウィ容疑者について、「ファルージャから逃亡したと考えるのが妥当だ」と述べた。
(2004/11/10/14:17 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20041110i204.htm