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モハマド君:
日本で目の手術 ファルージャから避難
イラク駐留米軍による大規模な武装勢力掃討作戦が8日夜始まった中部ファルージャ。静岡県沼津市で目の手術を受けたファルージャ在住のイラク人少年モハマド・ハイサム・サレハ君(10)は被害を避けるため、10月初旬から郊外の祖父母の家に疎開している。
避難先はファルージャの西約30キロのハリディヤ。モハマド君は5年生になったばかりだが、「学校に行けないのでとても退屈」と不満を漏らしているという。
父親のハイサムさん(33)によると、モハマド君の自宅付近でも激しい空爆が続いており、「家に被害が出るかもしれない」という。このため一度はファルージャに戻り、家具や日本でもらったお土産などをハリディヤに移した。今後の一層の情勢悪化を懸念しハリディヤへの転居も検討、家探しも始めた。
米軍は先に香田証生さん(24)を殺害した武装組織を率いるヨルダン人テロリスト、ザルカウィ容疑者らの掃討を制圧作戦の目的としているが、ハイサムさんは「ファルージャにザルカウィはおらず、米軍は子どもや女性らを無差別に殺害している」と述べ、憤りを表した。
モハマド君は来月初旬に再来日し、目の状態をさらに改善するための再手術を受ける予定。(バグダッド共同)
毎日新聞 2004年11月9日 9時56分
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20041109k0000e040023000c.html