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(回答先: アラウィがファルージャへの総攻撃開始の命を下す。【BBC】―(地域限定の民族浄化の始まり) 投稿者 Sちゃん 日時 2004 年 11 月 08 日 21:32:44)
エル・ムンド紙の見出しは『アラウイは米軍に「テロリストを取り除きファルージャを浄化する」権限を与える』
スペインの新聞ではエル・ムンド紙が常に電子版で速報を流すので、とりあえずこの新聞の見出しの表現について、お知らせします。
http://www.elmundo.es/elmundo/2004/11/08/internacional/1099915740.html
見出しの原文は
Alui autoriza a las tropas de EEUU a "limpiar Faluya de terroristas"
英訳しますと
Alui authorizes the US troops "to cleanse Faluja from terrorists”
スペイン語の”limpiar”は英語の”clean, cleanse” に当たる動詞で、これの名詞形”limpia” は”limpia etnica”つまり”ethnic cleansing”「民族浄化」に使用されます。
明らかにエル・ムンド紙は”cleanse”つまり「テロリストを取り除きファルージャを浄化する」の意味で使用しています。
また”Alui autoriza a las tropas de EEUU” 英語では ” Alui authorizes the US troops”、和訳は、「アラウイは米軍に権限を与える」という表現では、一国の首長が自らの権限を放棄してそれを占領外国軍に与える、という、傀儡政権の性格を正しく伝える表現になっています。「攻撃を命令」では、なんだか米軍がアラウイの傭兵みたいですね。
記事の内容は阿修羅に投稿されているものと大差はありませんが、見出しから受ける印象はかなり異なるでしょう。
はエル・ムンド紙は、今回の米国大統領選の前に、格好だけかもしれないとは言え、社説で「反ブッシュ」の姿勢を明らかにしています。
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http://www.asyura2.com/0411/war62/msg/107.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2004 年 11 月 01 日 05:06:52:
エル・ムンド紙が異例の社説:米国のヒスパノ・アメリカンにケリーへの投票を呼びかけ
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これらの記事は、エル・ムンド紙やスペインだけではなく、イラク戦争に対するヨーロッパ人の一般的な感想を代表しているのでしょう。