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(回答先: コートジボワール危機、仏軍が600人緊急増派へ [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 11 月 08 日 02:58:59)
2004.11.07
Web posted at: 16:16 JST
- CNN
(CNN) 政情不安が続く西アフリカのコートジボワールで6日、国連平和維持活動を支援するフランス軍部隊とコートジボワール政府軍との間で武力衝突があり、仏軍の9人が死亡、23人が負傷した。仏軍がこれに対応してコートジボワール空軍機5機を破壊したのを受け、旧宗主国フランスへの反発を掲げた群衆が主要都市アビジャンの空港に押しかけ、仏軍とにらみ合いを続けている。
AP通信などによると、コートジボワール空軍が6日午後、同国第2の都市ブアケに近いブロボの仏軍駐留地を攻撃。仏兵8人が死亡し、負傷した仏兵1人が間もなく死亡した。米国人宣教師1人も死亡したとされるが、米国務省は、詳しい状況は不明だとしている。
この攻撃を受けて仏軍は、首都ヤムスクロにある政府軍基地を攻撃し、政府軍機2機とヘリコプター3機を破壊した。
これに怒った政府系武装勢力とその支持者たちは「フランス軍と戦争状態に入った」と宣言。「フランスは出て行け!」などと叫びながらアビジャンとヤムスクロの道に繰り出し、仏軍兵と衝突したり、フランス資本系の商店やフランス人学校などを焼き討ちにした。
BBCによると、数万人がアビジャンの空港に押しかけており、仏軍ヘリが警告射撃を続けた。
コートジボワールでは昨年5月、政府軍と反政府勢力が停戦に合意し、仏軍部隊約4000人と国連部隊約6000人が停戦監視などのため駐留している。しかし北部地域は反政府勢力が支配しており、政府軍は4日、停戦合意を破って、ブアケの反政府軍地域を空爆している。
仏軍兵士らの死亡を受けて、6日に緊急開催された国連安全保障理事会は、仏軍への攻撃を血選合意違反だと厳しく非難し、合意に基づき「即時停戦」を勧告。合意内容の実現のため、仏軍と国連部隊は「必要なあらゆる手段を講じる」としている。
安保理会議後、米国のダンフォース国連大使は「攻撃にさらされている仏軍と自国民の安全のため、フランスが自衛手段に出るということを、安保理は理解している」とコメントし、「停戦合意を守るためにフランスと国連軍がとる行動を、安保理は完全に支援する」と述べた
コートジボワールのグバグボ大統領の報道官はテレビ出演し、民間人襲撃をやめるよう国民に呼び掛けた。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200411070007.html